14 ページ14
18『Aさんのことが……ずっと前から好きです』
「え、っ、と、……その、」
18『……突然すみません。全然アピールできなかったし、知らなくて当たり前です』
「、ごめん……わたし全然……」
18『いいんです。もうこうなったからにはめちゃくちゃアピールするんで』
「……由伸、」
18『だから、どこにも行かんといてください。
……Aさんがどこかに行くなんて、僕らから離れていくなんて、……想像したくもない』
「……泰輔、口が軽いんだね?」
18『あ〜、たしかに』
「泰輔〜、出てきなさい」
18『えっ、』
19『………はーい』
18『は?いつからいたんすか』
19『割と最初の方からですすみません』
「泰輔、隠れるの下手だね」
19『……Aさんを引き止められるか心配だったので』
「ふふ、ありがとうね。2人とも。
でも、……他の球団とお話だけでもしてみようと思ってる」
18『え、どこですか』
「……まあ、いくつか」
18『へえ……でも、ここに戻ってくるんですよね?』
「それも含めて、色々考えようかなって」
19『いつからですか?』
「明日だよ」
18『は!?明日!?急すぎますよ……』
19『周平さんは知ってたんですか?』
「うん、周平は知ってる」
………僕やっぱ、周平さん嫌いになりそうや。
198人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きちでーす(プロフ) - 久しぶりの更新、ありがとうございます!続き楽しみです! (2022年3月6日 10時) (レス) @page25 id: 0950913df0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みさ | 作成日時:2022年1月20日 16時