第三十二話 ページ32
- you side -
─ 数日後 ─
「──と、再来週中間テストだから、
しっかり勉強しろよ」
「マジかよ〜！？」
「課題全然終わってないよ〜...」
先生の声の後に、
クラスメイトの嘆く声が
続々と上がってくる。
その声は、「静かに」と
いつものトーンで言う先生の声で
しんと消え去った。
「はい、範囲表は来週に配るから、
それまでに───」
しっかりと眠れていなかったからか、
小さなあくびを繰り返してしまう。
話は一応聞いているが、
いつかストンと眠ってしまいそうだ。
そんなことを考えていれば、
HRはもう終わっていて、
先生は教材を持って教室を
あとにしていた。
私は机に突っ伏すと、
同じ目線に海青ちゃんが居た。
「Aちゃん眠そ〜」
『夜更かししちゃってさ、眠いんだよね』
「夜更かしするんだ？！なんか意外〜」
実際は、少し眠れなくて
ゴロゴロしていたからだが、
これも夜更かしに入るだろう。
ぼや〜っと考えていたら、
海青ちゃんはキラキラとした
目で私を見て
「あ、そうそう！
再来週テストでしょ？
良かったら私の家でテスト勉強しない？」
そう思い出したように言った。
『テスト勉強？』
「そう！爆豪見返す...」
『そういうことね』
遠くから、
”やってみろやァ！”と
聞こえるが、恐らく気のせいだろう。
『私は全然良いよ、明日から土日だし』
「ほんと？！やったー！
じゃあ明日のお昼頃とか...──」
その後、予鈴が鳴るまで
海青ちゃんと予定を
立てていた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
作者：更新遅れてしまい申し訳ありません...
それと、ランキングに載ることができました！
ありがとうございます！
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縁(プロフ) - ケロまる。さん» 初めまして。私の作品を読んでいただいてありがとうございます。応援していただけると、とても励みになります！面白いと思って頂けるよう努めていきます！ (2023年2月12日 9時) (
レス) id: 36c180ca86 (このIDを非表示/違反報告)
ケロまる。(プロフ) - 初めまして。この作品を読ませていただいています。あなたの書くヒロアカの夢小説大好きです。上から目線になっちゃいましたが、更新頑張ってください！ (2023年2月11日 20時) (レス) @page31 id: 0601be7ffe (このIDを非表示/違反報告)
縁(プロフ) - 雪樹さん» 初めまして。励みになるコメントありがとうございます。不定期更新ではありますが、面白い作品にできるよう頑張っていきます！ (2023年2月2日 16時) (レス) id: 36c180ca86 (このIDを非表示/違反報告)
雪樹(プロフ) - 初めまして！今日この作品と出会いあまりにも面白すぎて一気に読んでしまいました。今後どうなっていくのかすごく楽しみです。更新頑張ってください！応援しています！ (2023年1月29日 22時) (レス) id: 671c591c53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：縁 | 作成日時：2023年1月25日 20時
