第四十七話 ｰ絶望ｰ ページ17
問題です。俺は今、どこにいて誰に囲まれているでしょう。
正解は･･･
「A、俺達が言いたい事、分かるよね？」
「勘右衛門、Aが怖がっているぞ。」
「しょうが無いじゃん！兵助も見ただろ？Aが、あのAが･･･！六年生とイチャイチャしてる所を！」
「落ち着け、勘右衛門。それを今から聞くんだろ。」
「三郎の言う通りだよ。そんな怒っても怖がられるだけだよ。」
言わずもがな、五年生です。因みに、五年い組の長屋です。
事の発端は委員会会議が終わった後･･･
〜回想〜
「ではこれで、委員会会議を終了とする。解散！」
潮江先輩の合図で瞬時に此方に飛んで来た五年生。
一応想定内だったが残念だな五年生！こっちには最上級生、我らが六年生がいるのだぞ！
そう思い、後ろを振り向くと誰も居ない。
否、正確には会計室から出て行く六年生の姿が。
･･･えっ。
絶望とは今の状態の事を言うのだと身をもって実感した。
石化した俺の足元にひらりと飛んできた一枚の紙。拾って見てみると･･･
『頑張れよ』
『落ち着いて対応したら何とかなる』
『いけいけどんどんだ！』
『もそ』
『真っ直ぐぶつかって行け！』
『保健室で待ってるよ』
アイツらァァァァァァ！！！
色々と言いたい事は山ほどあるけど一言良い！？
絶対俺の死を確信してるじゃん！！！
中在家先輩に至っては何！？『もそ』って！『もそ』ってぇぇ！！
･･･はぁ。
もう駄目だ。この世には神も何もいないんだ･･･。
「A？そんな絶望顔しないでよ。」
尾浜先輩の声も右耳から左耳に通り過ぎて行った。
「･･･で、僕はこれからどこに行ったら良いんですか･･･？」
五年生はこいつ生きてんの？みたいな顔をされていたが俺が声を出すとよくぞ聞いてくれた！とでも言いたげな顔になった。
そして声を弾ませながら五年い組の長屋！と尾浜先輩が言った。
❋
そして、今に至る。
俺を囲うように五年生が座る。
･･･謎の威圧感が半端ない。
さっき、鉢屋先輩が"それを聞くんだろ″って言ってた筈だけど、これを言ったら六年生との約束を破る事になるよな･･･。約束を破るのは絶対したくないし、かと言って黙秘し続けたら･･･恐怖で気絶しそう。
ってか、さっきから何で黙ってるの？何か喋って欲しいんですけど･･･。
「えと、先輩･･･方･･･！？」
突然五人が俺に近寄る。
反射的に目をぎゅっと瞑ったら･･･、
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あい(プロフ) - ありがとございます🥺 (2022年3月20日 20時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
氷室アオイ(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！体調までお気遣い頂き本当にありがとうございます…！！あいさんも、三寒四温の時期ですのでお体を大切にお過ごし下さい☺️ (2022年3月20日 20時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 全員出動楽しみです！！ リクエストこちらこそ忙しいのにありがとございます🥺 ゆっくりで良いので体を大事にして下さいね､､風邪引かないように気をつけてください (2022年3月20日 20時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
氷室アオイ(プロフ) - あいさん» コメント、リクエストありがとうございます！リクエスト無理を言ってしまい申し訳ありません… 忍術学園全員出動！ですよね？ご期待に応えれる様なお話は書けないかもしれませんが頑張ります！今の内容が終わったら即書かせて頂きます！ (2022年3月20日 20時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - あ！！ ありがとございます 泣きそうですwww また続き描きますねwww えっとリクエストなんですけど映画を書いて欲しいです！！ 喜三太救出とオオマガトキの話です (2022年3月20日 19時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷室アオイ | 作成日時：2022年1月17日 20時
