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深澤side
康二が帰って、少し時間がたってから、
俺たちも解散することになった。
あいつはほんとにやったのか。
正直、残念どころじゃない。
これからどうしたらいんだろうか。
.
.
朝早くから滝沢くんに呼ばれ、
部屋に向かうとすでにみんな来ていた。
滝「よし、これで揃ったな。
康二の件だけど.....
無期限の謹慎処分にしようと思う。」
翔「はい、それがいいと思います。」
俺もです、と次々に言うなか、
1人だけ。
1人だけ反対した。
？「もう少し考えたほうがいいんじゃないですか」
辰「....ラウ？」
そう、ラウールだった。
.
ラウ「俺は、康二くんはやってないと思います。」
翔「お前今さら何言ってんだ。」
ラウ「だって、康二くんそんなことする人じゃないもん！
最近忙しくて、休みないから嬉しい！って、
SnowManに貢献できてる気がして嬉しい！って！
そう言ってたんだよ！？
みんなもわかるじゃん！なんでそんな冷たいこと言えるの！？
もっと考えなよ！」
最年少だけど、はっきり物事を言うラウール。
確かにそうかもしれない。
そう思った。
滝「そんな甘いことを言ってる場合じゃない
今後の活動がかかってるんだぞ。
証拠もあるんだ。今回はこれが妥当だろ。
じゃ、今から連絡するから。」
結局、俺は何も言えなかった。
.
やっぱり、俺は守れてなかった。
この時、ラウールと同じだと言うべきだった。
もう遅いんだよな。
ごめん。
ごめんな、康二。
.
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作者名：塩麹。 | 作成日時：2021年1月11日 20時
