安心してください！貴女だけにしか発動させませんから！その2★←

ゲーム ページ21

Aside

ア「じゃあ俺からね」

『くっ……グーさえ出していれば…！！』←

ア「まだ言ってるの？；もう振るぞ！」ｺﾛﾝ

出た目は８。←

…………………は？

『８って何ですか８って！！！！！』

ア「六までとか面白くねぇじゃん。」

『だからって８…；』

ア「えーと、いち、にー、さん、しー……」

『…………ここですね。』

ア「はち！……ん？【入学祝いに30ユーロ貰った！】やった！」

『てかこれ人生ゲームだったんですね。ってユーロとか分かりませんよ？！何で菊さんにもらったのにユーロ表記なんですか！！あ、今気づいたら日本さんの名前と似てますね！！』←←

ア「うーん、一気にシリアス壊しに来てるね」

『シリアルの方が好きです』←

ア「うん、そう言うわけじゃない」

……ほんと今気づいたら菊さんって日本さんの名前と似てるな…

『……そういえば菊さんって本田菊さんですか…？』

ア「！そうだよ。知ってるの…？」

『！知り合いに同姓同名の人がいるので』

ア「それってさ、こいつ？」

そう言って目の前に一枚の写真が出される。

そこには、紛れもなく私のよく知る日本さんが拘束されていた。

『！？一体何を？！』

ア「んー？これあいつらが始めたから俺もよく分かんないんだよね。」

『あいつら、とは……？』

ア「俺の仲間。…でも知らなくていいよ」

『………なんでそんなに私を外部から遠ざけるのです』

ア「そんなの、俺がAを独占したいからに決まってるじゃん❤」

『独占って…』

ア「好きなものは独占したくなるのが人の本能だぜ？」

……人…？←

『私はものじゃないです！！』

ア「どうかな。これからじっくり俺好みのお人形にしてやるからな♪」

『っ…』



・




『―――で、あれからやるのがまた人生ゲームですか』←

ア「まだ決着ついてねぇしな」

気づけばあのあと人生ゲームを再開していた←

『やっと私の番ですね…！』ｺﾛﾝ

ア「！やったな、20だぞ！」

『あー、もう突っこみ放棄します』←

ア「いち、にー、さん、しー……」

『ごー、ろく、しち、はち………』

ア「…………………ここだな。」

『？【卒業式で校門の前で転び、教頭(38歳・独身)に思いっきりダイブ。いきなりのことでその教頭のカツラが落ちた！３マス下がる】……って生々し！！？』←

ア「教頭……」

え、何か教頭に殺気を立ててる…？？
教頭先生……何かごめんなさい。カツラは…今度弁償します……←

ここは→←秘密

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