探索 ページ15
Aside
はい。現在2度目拉致の3度目監★禁をくらっているAです。←
今は彼が部屋から出ていってからそれっきりです。
少しでも反抗してやろうと動ける限り動いて部屋を探索する。
それほど広くはなく、探索もしやすい。
だが、探索するほどものはなく、それよりも殺風景すぎて意欲が消えてしまう←
先程までアーサーさんがいたため、カップと本がある。部屋の灯りは照明だけだが、部屋の規模により部屋全体が不自由ないくらいに明るい。
………?テーブルで何か光ってる…?
よく見るとそれは鍵のようだ。
しかし、手は枷で繋がれてしまっているので、どうやっても動かせない。少し行儀が悪いが何とか足を伸ばして鍵を取ることが出来た。
鍵の大きさ的に枷の鍵だろうか。
…………いやいや、あんなに分かりやすいところにわざわざ置く訳ないよね…w;
そう思いつつ、鍵を手まで持っていき枷の鍵穴に鍵を入れてみる。
……ハマった……
……いやいや、これはただ差し込めるだけであってこれで開放される!!か〜ら〜の〜回そうとしても回せなくて取れない……オワタ…って下りなだけだよね!!!!!←
ガチャリ
…………取れた←
フラグって時には役に立つんだね……←
色々内心ヒヤヒヤしながらも取れたことを喜ぶ。
『……っ、両手首めっちゃ赤くなってる………』
でもそんなことは気にしていられないと、とりあえず先程までアーサーさんがいた場所に近寄る。
『……っ…!』
机の上のものを見て息を飲む。
紅茶……だと思っていたものは何やらとても紅く、ほんのりと鉄の香りがする。
紅茶とは思えない匂いにリアルSANチェックを食らった←←
更に、隣の本に目を移すと題名が書いてある。
異国の言葉のようで私には中々読めない。
……………クトゥルフ?←←
変な好奇心と物語の展開的に本を開こうと手をかける。←
そして、いざ開くと――――
ア「何してるの?」
『!?』
気付くとドアを開いて目を丸くしたアーサーさんが立っていた。
ア「……ねぇ、何で枷外してるの?」
『あっ、これは、その…………;』
………あれ、何か今のアーサーさんの言葉に違和感が…
ア「ねぇ、何で勝手なことしてるの?」
『えっと……』
真顔でこちらへ近付いてくるアーサーさん。
ゆっくりと手を伸ばして来る。そして大きな手で私の顔を包んだ。
ア「…………」
スカイブルーのような青い瞳が私を見つめる。
『………;』
とても冷や汗が止まらない
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美布田千絵(プロフ) - TARAKOさん» お久しぶりです!ちょっとした合間を縫った更新ですが…そう言っていただけて、嬉しいです!ありがとうございます、頑張ります!! (2020年6月29日 17時) (レス) id: 56eaaeca6c (このIDを非表示/違反報告)
TARAKO - うっひょっ!久しぶりの更新嬉しいです!これからも更新頑張ってください!! (2020年6月28日 9時) (レス) id: db32771aed (このIDを非表示/違反報告)
美布田千絵(プロフ) - TARAKOさん» 大丈夫です!!わぁぁぁあ……そう言っていただき、ありがとうございます…!!!はい、頑張らせていただきますね!! (2020年4月18日 13時) (レス) id: 56eaaeca6c (このIDを非表示/違反報告)
TARAKO - こんな遅い時間にすみません、、、素敵な作品ですね!更新頑張ってください!!応援しています!! (2020年4月18日 0時) (レス) id: 75c31c63dd (このIDを非表示/違反報告)
美布田千絵(プロフ) - ええええええ?!ありがとう!?そしてありがとう!? (2020年3月5日 23時) (レス) id: 91d976edfd (このIDを非表示/違反報告)
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