安心してください！貴女だけにしか発動させませんから！！←

約束 ページ7

休戦と言う、イギリスの口から出そうで出ないような言葉を聞き、安諸の溜め息を漏らしていると、イギリスさんが近付いてきた。

英「……A、後で来い。すぐ終わる。」ﾎﾞｿｯ

私にしか聞こえないような声で囁いてきた。

米「……」

この時、私はフレッドがこっちを見ていることに気付かなかった。



〜・〜・〜・〜

『……で、どうしたの？』

英「やっと来たか。……そうだなぁ。」

どっから話そうかなぁ何て呟いている彼を見て、密かにすぐ終わるんじゃねぇのかよと突っ込みをいれる。←

うん、こんなときでも冷静に突っ込みを入れられる自分を褒め称えたい。

そう、取り敢えず彼に壁ドンされているこんなときでも。

あ、いっけね。壁丼だ。←

『で、何ですかねぇこの壁丼は。』

英「おい、壁丼って何だ？！とっ、取り敢えず。……お前、覚えてるか？約束。」

『はい？約束？……………っ、もしかして……』

英「！覚えてたのか！？」

『はい。前に、プリン買ってきてくれるって約束しましたね。』←

英「いや、違う、それじゃない。しかも、そんな約束してn((『あれ、そう言えば、まだ買ってもらってないなぁ？？』うっ……；」

英「分かったよ……今度買ってやるから……」

『え！本当ですか！？勿論、イギリスさんの家のですよ？！』

英「分かってるって；…でも、覚えてねぇんだな。(ﾎﾞｿｯ」

『？懐の心配ですか？』←

英「よし、その話題から一旦離れよう。」

『はい。……』

暫くの間沈黙が続いたが、イギリスさんがそれを破った。

英「……あのさ、昔の話なんだけどよ、ある女と約束してな。」

『え、それって長くなる系ですか？すぐ終わるんじゃなかったんですか？？しかも、その女の人と私が似てるからどうとかって話ですか？あ、それならプリン10個は確定ですね。』←

英「(何て勘が鋭い！？でも、プリン…財布………(泣))」

この時、イギリスさんの顔がベルバラの衝撃の顔になっていたと後にAは語る。←

取り敢えず、イギリスさんからそのあとの話を聞き出そうとしたところ、誰かが後ろ側から腕を引っ張ってきた。

『！？痛いぞ、このやろー！？あ、キャラ間違えました。』←

米「A……；それより、イギリス。お前、まだAに未練があるのか？」

英「なんだよ、アメリカか……驚かせるな。」

米「質問に答えろ！それに……その話はまだ(・・)早すぎるぞ！！」

フレッドのその言葉に鼻で笑うイギリスさんだった。

イギリスさん→←味音痴兄弟

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