安心してください！貴女だけにしか発動させませんから！！←

誘拐 ページ22

スペインside

Hola!皆！

親分やで〜？

何か、後から出ても親分side多いから嬉しいわぁ〜！←

それに比べてイギリスは……っハ！←

そんなことより！

親分、ついにAちゃん誘拐してもうたぁ〜★←

可愛すぎて側に置いとかんと変な虫がよってくるからやね！

さっきロマーノの気をまぎらわすために“俺達の”言うたけど、勿論ロマーノにもあげんよ？

だって、子分は親分のであって、Aちゃんはロマーノの子分やない。

つまり、親分だけのもんや！

……いや、Aちゃんの前ではやっぱり親分としては見れへん。

一人の男として見て欲しいわなぁ。

ちゃん付けもやめよ。
だって、つけたら他人みたいで嫌やん。

これからは本当の家族なる言うのに。

あぁ、楽しみやなぁ……

これからはAと毎日居れる。

そしたら、楽園みたいやんなぁ？
みたいやんなぁ？

昔はロマーノとイタちゃん居るだけで良かったけど……

フランスにも頭上がらへんやったけど……

今は違う。

皆の頂点にたった気がするわぁ〜！

……今なら世界中を植民地にできる気がする。←

ま、流石にそれは無理やろな；

さぁ、俺のかわえぇAはいつ起きてくれるんやろか？

〜・〜・〜・〜
Aside

あの出来事のあと、私は意識を手放し、眠っていたようだった。

……にしても、ここはどこだろう。

どこもかしこもが情熱に囲まれている。

今にも情熱大陸が流れてきそうである。←

取り敢えず、ゆっくりと体を起こし、回りを見渡す。

小さな小窓に、隅に際立つドアがある。

まず言えることは、あのドアから入ってきたと言うことだ。←

うん、まず窓から入るバカな人間なんていないだろう。

そんなことを考えているとそのドアから人が入ってきた。

『っ！貴方は……』

？「！何や、起きとったんか〜！良かった〜。なかなか目覚まさんからビックリしてもうたやん！」

『スペイン、さん……』

彼の陽気な態度とは裏腹に私は警戒した。

西「何や！？お、親分悪いことした！？」

『い、いえ………でも、１つだけ質問があります。』

西「な、何や……？」

一瞬たじろいだ彼を横目に話を続ける。

『あの………………まず、何処から私をこの部屋に運びました？』←

うん、何でこんなこと聞くかって？

……それは、ドアから入ってきたと予想したからには答えを聞かずにはいられないからだよ！！←

西「そんなもん、決まっとるやろ？……窓からや！」←

『な、何ですって！？』←

恐怖→←orz

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