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デスクに戻ってからは_____


「Aさーん、これどーすんのー?」


「Aさーん、ここはこーでいんですかー?」


「Aさーん、これここで合ってますか?」




Aさん、Aさん、と事ある毎に呼んでくる


正直うざったいけど、太ちゃんと私とのことで不機嫌だから、従うしかない





「おい、玉森」



低音ボイスが右斜めのデスクから聞こえてきた



「なにかしましたか?ミツ先輩」


「お前少しは自力でやれ。なんでもかんでも工藤に聞くな。かまってほしいなら他所でやれ」



怒ってるような不機嫌なような表情の宏光さん


未だに気まずくて顔を上げられないため、仕事に打ち込んでいるふりをする




「すいませんでした。以後気をつけまーす」




全く反省の色が見られない玉ちゃん


そんなんじゃあまた怒られるよ、と心の中で呟く




「それから工藤も。相手にすんな」



急に話しかけられて、ビクリと体が動く



「はい・・・。すみません」



めちゃくちゃ不機嫌な宏光さん


なんでそっちが怒ってんのよ


こっちだっつの、怒りたいのは









「ミツ先輩、めっちゃ機嫌悪いっすね」


「なんかね。意味わかんないよね・・・」


「多分ガヤさんのこと気にしてんすよ。ほら、幼馴染だから?」


「まさか笑 そんなことないでしょ笑」





太ちゃんと私の仲を気にするほど、きっと、彼は私には入れ込んでない

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たまっち(プロフ) - nanacoさん» 初めまして、たまっちです!ご感想ありがとうございますm(_ _)m初コメですごく嬉しいです!今後もぜひ、展開を楽しみに読んでいただけると幸いです(o>ω<o) (2020年2月23日 2時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
nanaco(プロフ) - 初めまして(*^^*) 今日ランキングで見つけて、ここまで拝読しました(TT) 不倫ものなのにドロドロしてなくて胸が苦しくなります(;ω;) (2020年2月20日 19時) (レス) id: d77fcd2775 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまっち | 作成日時:2020年2月7日 22時

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