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・Jennie side・
Aちゃんが放った一言にこの場にいる全員が怯んだ…と思ったが
LS「いやお世話するために連れ帰ってきたんだけどなぁ」
さすが我らがマンネ。人との壁がない
ケラケラと笑うリサを見るAちゃんの目が一層冷たくなった気がした
「そもそも、私はここに来たいだなんて1度も言ってない」
ぴしゃりと言い放つAちゃん。彼女が纏う誰も寄せつけないような重い雰囲気には圧倒させられる。こんなにも鋭い眼差しを向けられている相手が18歳の女の子だなんて、とても信じたくなかった。
けれどリサは怯みもしない
LS「ならなんで着いてきたの？」
「…」
LS「ここへ来る途中、逃げる隙なんていくらでもあったよね？」
Aちゃんの手を取り、下を向くAちゃんの顔を覗き込むリサ。
LS「Aちゃんが逃げなかったのはさ」
「…」
LS「少しでも私を信じようって思ってくれたから…？」
「…っ」
リサの一言で冷たかったAちゃんの目が、一気に癇癪の色に変わった
「自惚れないでっ！！！」
パシッとリサの手を払い除けリサの肩を押す
リサはビクともしなかった
「なんなのよあんた！急に現れて、いなくなったと思えばまた現れて！挙句の果てに私を連れ帰るとか…バッカじゃないの！絵に書いたような偽善者ね！憎たらしい！」
リサに向ける罵声の数々。私は止めに入ろうとしたが隣にいたジスに手を掴まれた。ジスを見れば『リサに任せよう』と、まるでそう言っているかのような表情に私は思い留まった
LS「ははっ！そう思うのも無理ないね！」
「何がしたいわけ？…あぁ、アイドルだから好感度を上げるため？身寄りのない子供を引き取って世間に公表すればあんたは称賛されるもんね？」
そうだ。この子は大人を信じていないんだ。
心を閉ざしてしまったのだ。私たち”大人”のせいで
LS「どうでもいいよそんなこと」
「嘘言わないで。
私知ってるよ。大人ってね、汚いんだよ」
この子は私たちを信じていない
きっとそれは自分を守るためだ
もう傷つかないように…
でも大丈夫
私たちは違う
「大人は醜いの。」
LS「私は違うよ」
「そう言う大人も沢山いた。でも私の前から消えた
あんただってそうに決まってる」
LS「そう？私は絶対君を助けるけど」
「は？なに言っ」
LS「覚えといて。私はこの中で1番頑固だよ。」
「…っ、」
LS「改めてよろしくね、Aちゃん」
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夢 - 更新楽しみにしてます！！ (5月31日 23時) (
レス) @page25 id: b05a1258a4 (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます🥹ぼちぼち書いてるので気長に待っていてください😌 (2023年4月14日 22時) (レス) id: 99e7b95db2 (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - 真理さん» ありがとうございます!!更新がんばります^^ (2023年4月14日 22時) (レス) id: 99e7b95db2 (このIDを非表示/違反報告)
夢 - 面白いです！！これから主人公がどうなってくのか気になります！！ 続きが読みたいです！！ (2023年4月11日 23時) (レス) id: b05a1258a4 (このIDを非表示/違反報告)
真理 - 面白いです。これ。 (2023年4月7日 20時) (レス) id: 211f054fc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：侑 | 作成日時：2020年9月15日 21時
