監督生がきてからみんな浮かれてるようなので監督生を潰そうと思います。【ツイステットワンダーランド】【男主】

６、フロイドくんは見た！！ ページ7

※フロイドくん純粋です


フロイドsideーーー。


最近、オレは気になっていることがある。


「あ、あの、監督生さん…お昼を一緒にどうですか？」

「…えと…、…あず…る…先輩…？」

「…っ…、」



「…喜んで…っ」


アズールが、へん。

あと小エビもへん。小エビちゃんはもともとだけど。

「…オレ見たことある」

「何処でですか？」

「…Aが持ってたショウジョマンガ」

ジェイドが吹き出した。

「…っ…的確ですね」

「…何笑ってんのぉ…」

べつに面白くねーじゃん！！

「…。…寂しいですか？」

「…べつに」

「ふふ。…おや、アズールがこちらへ来ますよ」

アズールがこっちに歩いてきた。

「…なに」

「今日も二人で食べていてください。僕は監督生さんと食べることになったので」

嬉しそうに話をする。

…あ…、やば。オレ、ちょっと泣きそう。

「フロイド、それではまた…」


「アズールってぇ


小エビちゃん好きなの？」

「…あと…で…」

隣に立っていたジェイドも少し驚いた表情でこっちを見た。

「…、…！？！？」

アズール、かおまっか。

「…あっそ。オレ、Aのとこ行く」

「…フロイド？」

…こんなこと、言いたくねぇのに

「アズールはさぁ、小エビちゃんの方が大事なんでしょ。オレたちみたいな幼馴染より、彼奴がいいんでしょ」

「そんな事は、」



「いいよ〜。アズールの好きにして、…オレも好きにする」


どんどん積もっていく小さな小さな小エビへの思い。

その感情が恨みということには無視をした。


(…アズールに、嫌われたくねぇもん)

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