37、謝罪 ページ39
「…お母さんに、あいたい」
「…うん」
「いっぱい、抱きしめて欲しい。
帰りたい、…帰り、…たい…っ」
駄々をこねる子供の様に、ユウはすすり泣いた。
「…僕も、出来る限り協力する。
先日は君を怖がらせる様な事を言って、すまなかった」
「…」
「…友達が取られてしまうような気がして、怖かったんだ」
少し考えれば分かる。
彼らが彼女に惹かれたのは、…彼女自身の魅力だということ。
「本当に、すまなかった」
「…私こそ、すみませんでした。
…浮ついた気持ちで彼らを誑かしました」
監督生はこれでもかというほど頭を下げた。
「…それをいうのは僕じゃないだろう?」
「…はい…っ」
「…あとで行こう。
今はヴィルのところへ早く行かないと、怒られてしまう」
「(…ああ、わたし…
やっぱり、先輩のこと、
______________好きなんだ)」
480人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こゆんちゃん(プロフ) - さにかんさん» さっそく読ませていただきました〜!さにかん様の男主くんらしさも出ていて良かったです💕 (2023年2月2日 23時) (レス) id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
さにかん(プロフ) - 書きました! (2023年2月2日 14時) (レス) @page5 id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
こゆんちゃん(プロフ) - さにかんさん» 大丈夫です!確認取ってくださってありがとうございました💕楽しみにしています! (2023年2月2日 12時) (レス) id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
さにかん(プロフ) - OKです 主人公くんは僕が書いている主人公でもよろしいでしょうか? (2023年2月2日 12時) (レス) id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
こゆんちゃん(プロフ) - さにかんさん» 私のユーザー名や、この作品のURLまたは名前を乗せていただくのであれば可能です🙆♀また、作成した際には少し報告をしてくださると嬉しいです。それでもよろしいでしょうか? (2023年2月2日 11時) (レス) @page1 id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こゆんちゃん | 作成日時:2022年11月7日 10時