6話 ただいま ページ6
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うおおえええ……
おはようございます。昨晩は朝まで銀さんと飲み明かして先程解散してきました。さすがに飲みすぎたな…
フラつきながらも屯所へとたどり着いた。
自分の部屋に調査結果の報告書を取りに行き、土方さんの元へと向かう。
半年ぶりの屯所だ。みんな元気にやってるかな
みんなに会える、と少し浮かれた気持ちで廊下を歩いていると【ドゴォォオオオオオン!!!】
……突然目的地である土方さんの部屋が吹っ飛んだ。
相も変わらず元気なこって、、 と爆発音が二日酔いの頭にガンガン響いたので思わず頭をおさえる。
するとモクモクと煙が立ち込める部屋の前に総悟が残念そうな表情を浮かべて立っていた。
「あ、A、おかえりなせェ。Aが帰ってくる前に土方コノヤローを始末しようと思ったんだがねィ、失敗しちまいやした。ちっ」
「総悟オオオオ!!てめぇ何やってくれちゃってんのオオオ!??俺、上司ィィイイイイ!!!」
「にしてもA、なんでそんなフラフラなんでィ」
そーーーーくんんんんん!!!!!半年ぶりの総悟くんだやばい滾る。幸せ。
いや、ちょっと飲み明かしちゃって。など言えるはずもなく、手をおちょこの形にしてクイッっと傾ける。
「あー、あんたも懲りねーな。」
遠出お疲れ様だの言いながら頭を撫でてくる総悟に思わずうっとりしそうになるが堪えて、あくまでも弟分として懐いてるように装った。
こういう装いも含めて私は疲れたのである。しんどい。好きすぎてしんどい。それを隠しきるのも最早慣れたけど、もうそろそろ良いのでは無かろうか。
出しても!本性を!!!堪えるのもしんどい…。好きって言いたい…。てかほんとに乳が苦しい限界。サラシでおさえつけるのも本当に苦しい。
「って、俺の存在無視!?
……はぁ、とにかく書類は預かる。お疲れさん。
Aは今日は総悟と市中見回りに行ってくれ。」
昨日の今日だし二日酔いでフラフラなのに働かせるとは土方さんの鬼!と心の中で暴言を吐くが、総悟と一緒だからまあ許そう。
とりあえず寝たい。寝たらこの二日酔いも少しはおさまるだろう。
じゃあ、見回りの時間になったら起こして、とジェスチャーでどうにか伝えて部屋に戻った。
………ほんとに全部言うタイミングが分からない。
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まち(プロフ) - 笛さん» ありがとうございます〜!頑張って更新します! (2021年1月23日 13時) (レス) id: 6817f9a790 (このIDを非表示/違反報告)
まち(プロフ) - いとさん» ありがとうございます!頑張りましょう〜!! (2021年1月23日 13時) (レス) id: 6817f9a790 (このIDを非表示/違反報告)
笛 - めっちゃ面白いです続きが気になります!! (2021年1月20日 15時) (レス) id: bff55455ee (このIDを非表示/違反報告)
笛 - 早く更新してーーーーーーー (2021年1月20日 1時) (レス) id: bff55455ee (このIDを非表示/違反報告)
いと - めっちゃ面白いです!私も小説書いてるので、お互い頑張りましょう!! (2021年1月10日 14時) (レス) id: 204f45673b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まち | 作成日時:2019年12月10日 3時