ありがとう3

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龍友side


ふわぁぁぁ……

もう朝やな…


一応あの後は何もなかったから一安心やな



ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ



熱も37度4分

今回は下がるまで日はかからなそうや




龍友「おし、朝ごはん作らな」



メンバーはいつも通りやけど、亜嵐くんは食べやすいようにお粥と、選べるように、うどんも作った

どっちかは昼に回すねん



よし！出来上がりっ！



涼太「龍友くん、おはよう」

龍友「お、おはよう！みんな起こしてくるわ」

涼太「うん、」



ガラガラ



龍友「みんなー、朝やで！起きてやー？」



僕の声と共にモゾモゾ動き出すメンバー達

僕は亜嵐くんに近寄った

おでこの冷えピタを取って、首元を触り、脈を測る

昨日よりかは脈は安定しとる

油断はできんけど。




亜嵐「ん、ぉはよ…」

龍友「おはよう！起きれそうか？目眩せんか？」

亜嵐「大丈夫…」



大丈夫と言うと共に酸素マスクを外す亜嵐くん

抱っこしてリビングの椅子に座らせる

味噌汁などをよそってくれていた涼太が亜嵐くんと話しとる

ほんとに平気そうやな。

良かったわ、、




玲於「ねむ……」

隼「はァァァ…、ねむぅい、、」



それぞれゴタゴタ言ってる奴はほっといて、笑



龍友「亜嵐くん、なんか食べれそうか？」

亜嵐「お粥…」

龍友「ん、よそるから待っとってな」

裕太「ほい、これ付けよか！」



お粥を置いて、専用のスプーンを握らせてやれば、ゆっくり食べ始めた

美味しいと言って食べてくれとる

嬉しいわぁ…

それにしても、痩せてもうたな、、

腕も前より一回り細なったし、頬が少しこけてきとる

元気そうに見えても、やっぱり病気は進行しとるんやなって…



全員「ごちそうさま〜！」

龍友「ほーい、」

亜嵐「ごちそうさま…」

龍友「ん、よォ食べました！」



少し残してもうたけど、食べた方や！

亜嵐くんをソファに座らせて、食器を洗浄機にセットする


テレビを見ながら笑いあってる亜嵐くんの声が聞こえた



涼太「亜嵐くん、平気なのかな、、」

龍友「ん〜…、今の所わな。でもよく見とかんと、急にくるからな」

涼太「そうだね、、」

龍友「僕らもテレビ見ようや！」

涼太「うん！」



僕と涼太は亜嵐くんを挟むようにソファに座った

すると亜嵐くんはコテっと肩に頭を乗せてきた



龍友「ふふっ笑、楽な姿勢なんか？」

亜嵐「うん、笑」

龍友「いいで、そのままで！」



亜嵐くんはニコッと微笑んで頷いた

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