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メンディーside


亜嵐くんが目覚めたと共に俺らを怯えた目で見てきた

どうしたんだろうと思ったけど、理由はすぐ分かった

隼に説得されて一時納得したものの、

残りのメンバーの顔を見てまた不安が募ったのかな



亜嵐「や、ぱり…ｯはぁ…死な、なきゃｯ…生きてちゃｯ…ダメｯ…はぁｯはぁｯ」



やっぱり……



玲於「亜嵐くん！」

隼「なんでよ……ｯ泣」

涼太「隼…こっち座ろっか、、」



説得出来てたと思っていた隼はショックのあまり泣き出してしまった


どうしようと考えてる間にも亜嵐くんの呼吸は乱れていく一方で……



龍友「亜嵐くん、1回落ち着こか？苦しいやろ？」

亜嵐「はぁｯ…はぁｯはぁｯはぁｯ…くっ、、はぁｯ…」



龍友が落ち着けようとしてるけど、まず聞こえてるのかどうか…



龍友「落ち着かんな…、意識飛んでまう。」

玲於「亜嵐くん！聞こえる？」



玲於の問いも無視というか玲於の方に向きもしない

ダメだ、、

ナースコールを押そうとした時



亜嵐「はぁｯはぁｯ…も、ぅ…ｯはぁｯはぁ…」

裕太「何や？」



忙しない呼吸の合間に何かを言いかけた



亜嵐「はぁｯはぁｯ、も、ぅはぁｯち、りょひゅっ…ぃやはぁｯはぁｯ…だ、、」



” もう治療嫌だ ”



亜嵐「はぁｯ、ぅ…はぁｯはぁ…め、わく、はぁｯはぁｯかけ、はぁたく、ない…ひゅｯ…はぁｯはぁ…」



” 迷惑かけたくない ”



亜嵐「はぁｯはぁｯ…いきて、てｯはぁｯ、ぃい、の…？はぁｯはぁ、ひゅｯ…」



” 生きてていいの？ ”



龍友「……ｯ」



龍友に限らず、メンバー達は言葉を失った

亜嵐くんの心の内を、今本当に思ってる事を、

聞いたから。

心の叫びを。


誰一人として亜嵐くんに言葉をかけられず、呆然としていた




メン「辛いなら辞めていい、頑張らなくていい、我慢しなくていい！亜嵐くんが笑顔でいてくれたらそれだけで俺らも幸せなんだよ？」




きっとみんなこう思ったはず。

そう確信して亜嵐くんに言った

その瞬間亜嵐くんの表情が少しだけ緩んだ




亜嵐「はぁｯはぁｯひゅｯ…ひゅっ、、ｯ…」

裕太「…っもう限界や！先生呼ばな！」



ハッとして亜嵐くんを見れば、呼吸は弱くなり、唇は真っ青、プルプル震えていた




亜嵐くんは先生に処置されるとだんだん落ち着いてきて、疲れからか眠りに落ちた

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