1歩ずつ…2

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涼太side



看護師「結果出ました」

涼太「ありがとう！…インフル……じゃないか」



良かった、

インフルじゃなかった、、


あ〜…

安心




龍友くん達が居る部屋に行き結果を伝えると、2人ともすごく安心した表情をしてた

点滴を外して、酸素マスクを外して、冷えピタを貼り替えた



結果はただの風邪なんだけど、こじらせちゃったね、、




玲於「けほっ…けほっけほっ…」

龍友「咳出るなぁ…」

亜嵐「ちょっと苦しそうだよね、」




座ってるのに、フラフラしてる玲於




涼太「咳止めも出すから。それ飲ませてあげて？ちょっともう1回熱測るね」

玲於「はぁっ…ん、」




ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ




涼太「38度2分、うん、解熱剤は効いたね。でもまた夜上がると思うから、今日の夜だけは気を付けて」

龍友「気を付ける？」

涼太「うん、熱性痙攣起こしやすいから、、」

龍友「分かった……」




そう言うと少し不安そうな2人

そうだよね、、




涼太「じゃあ今日家泊まろうか？」

龍友「え？」

涼太「大丈夫だよ、俺は」

亜嵐「いいの？」

涼太「うん笑」




みんなに言い忘れてたけど、俺達家族は、病院の仕事の関係でシェアハウスを終わらせて、もう個々に過ごしてるんだ


裕太くん、メンさん、俺は別で、龍友くん達は4人で


だから不安なんだよね




涼太「じゃあ今日20時には帰れると思うから、それまで頑張って」

龍友「ありがとう…助かるわ、、」




久しぶりに隼にも会えるし、辛そうな玲於ほっとくの嫌だったし一石二鳥かな、、なんて




玲於「けほっけほっ…けほっけほっ…」

亜嵐「おぉ、大丈夫？」

玲於「だぃ…じょ、ぶ、はぁっ…」

涼太「よし、薬も準備できたみたいだから、受付でもらって帰って？」

亜嵐「分かった。よし、玲於帰るよ！」




龍友くんにおんぶされた玲於の頭を撫でると、薄く目を開けた




玲於「ぁりがと…」

涼太「うん、また夜ね！」




そう言うと玲於は微笑んだ

まだまだ可愛いな、、

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