1歩ずつ…2

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龍友side



登園させてから1時間くらい経った時




ﾌﾟﾙﾙﾙ……ﾌﾟﾙﾙﾙ……




もしかして……




龍友「もしもし、数原です」

晴美「ハピネス保育園の佐藤晴美です。先程玲於くんが嘔吐しちゃいまして、お腹も痛いようなので、お迎えお願い出来ますか？隼くんは元気です。」

龍友「え、すいません。今行きますね！」




慌てて電話を切って、カバンを持つ




亜嵐「どした？」

龍友「玲於が戻したらしい。腹も痛いって。隼と一緒に連れて帰ってきちゃう」

亜嵐「俺も行く！」

龍友「ありがとう！」




また保育園までの道を走る




晴美「数原さん！こっちです！」




呼ばれた方に行くと医務室があって、布団に眠る玲於

顔色が悪かった

我慢させてもうたんやな…




龍友「玲於…」

玲於「んぅ…ぱ…ぱぁ…うぅ〜泣」

龍友「ん、大丈夫、大丈夫…帰ろうな？」

玲於「かえｯ…るぅ〜泣」




玲於を力強く抱きしめて、隼を迎えに行く




亜嵐「隼！」

隼「亜嵐くん！あ…玲於…」

亜嵐「今日は隼ももう帰ろう？」

晴美「隼くんと玲於くんは今日はもうバイバイして大丈夫！」

隼「さよおなら！」

晴美「さようなら！」




抱っこした感じ熱はなさそうやねんけど……


胃腸炎じゃないなら…ストレスなんかな……


まだ本調子やないのか、お腹の調子が悪いんか、玲於は俺の肩に頭をくっつけて、ぐったり


何もないとええけど……


一応裕太くんに診察してもらって、少ししたらメンさんやな




家に着いたら玲於は眠ってもうてた




亜嵐「隼、手洗いうがいするよー！」

隼「ぅん…」

亜嵐「頑張ったね！」

隼「……ｯぐすっ…ありゃん…くｯ…ぐすっ」




隼は頭を撫でられると、思い出したように泣き出した




2人の何かが壊れていっとるような気がした

･＊→←限界＊

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