251 ページ1
マネside
昨日の夜また少し発作が起きて、ナースコールを押した
けれど酷くはならず、ひとまず安心…
人工呼吸器も外されて、酸素マスクになった
目を覚ませば明るくて、急いで亜嵐のベットに駆け寄る
マネ「あらん…おはよう？」
亜嵐「はぁ…ﾋｭ…ん、…」
マネ「…熱は下がったね。」
亜嵐は昨日の大きい発作を起こしてから、少し反応が悪くなった
呼吸音にヒューという音が混じったり、目を開けてる時間より閉じてる時間の方が多くなった
今日はGENEのメンバーはゲネの日
隼の足のことも心配だけど、無事に迎えられるといいな…
亜嵐「ま…ね……、、」
マネ「ん？」
亜嵐「れぃ…ぞ、、こ…ｯｹﾎｯｹﾎｯ…」
マネ「冷蔵庫？」
何を言うかと思ったら、冷蔵庫を指定した亜嵐
不思議に思ったけど、冷蔵庫を開けた
するとそこには、ファンタが置いていったプリン
マネ「…これ？」
持って亜嵐に聞くと弱々しく頷いた
でもずっと何も口から栄養とってないし、、
亜嵐「ゲホッ…た、べたい…」
マネ「うん…分かった…」
僕は亜嵐の食べたい気持ちを優先した
いい事だもんね…
ベットを少し起こして、タオルを敷く
マネ「無理しないでね？…はい、あ〜ん…」
亜嵐「ぁ…、、ｺﾞｸｯ…」
マネ「美味しい？」
亜嵐「おいしぃ…ぁ…」
マネ「あぁ、はい！」
結局亜嵐はプリンを食べきった
口元を拭いてベットを元に戻す
亜嵐「ゲホッ…ひゅ…はぁっ…」
マネ「ゆっくりゆっくり」
亜嵐「ん、…はぁっ…はぁっ…」
胸を優しく撫でながら、落ち着くのを待つ
亜嵐「ねぇ…ひゅ…今日さｯ…電話…繋いで…よ…」
マネ「ビデオ通話ってこと？」
亜嵐「ぅん…」
マネ「でも…亜嵐キツイでしょ？無理はダメだよ」
亜嵐「ちょっと…で、ひゅｯ…ぃいからｯゲホッ…」
呼吸が乱れながらもそう伝えてきた亜嵐の願い断ることは出来ず、会場にいるマネに連絡
繋いでくれるとの事だった
マネ「良かったね！」
亜嵐「はぁっ、はぁっ…ぅん…」
大丈夫かな…
さっきから苦しそうな表情をして呼吸が乱れる
何も起きないで…
機械の緑のライトが赤く点滅しないことを祈りながら、準備を進めた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 257人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「GENERATIONS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
miko0723(プロフ) - ほんとですか？！ありがとうございます！楽しみに待ってます(^^♪ (2020年7月10日 21時) (
レス) id: a21028db17 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - miko0723さん» 了解です！今のお話が終わりましたら、書かせていただきますね！ (2020年7月10日 17時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
miko0723(プロフ) - 嘔吐表現好きです！！あとは高熱のお話とかも好きですかねｆ^^*) (2020年7月10日 15時) (レス) id: a21028db17 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - miko0723さん» 病系小説ですね！了解です！あの……何度も質問すいません( .. )フェチとかあります？嘔吐表現が好きとか、、ありましたら参考にしたいので教えていただきたいです！リクエストは逆にくださった方が嬉しいので気にしないで下さい( ´艸｀) (2020年7月10日 7時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
miko0723(プロフ) - 今、書いていらっしゃるみたいに病系小説がいいなあって思ってます！設定などは書きやすいようにしてもらって全然大丈夫です。急にリクエストすいません(._.) (2020年7月10日 6時) (レス) id: a21028db17 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こもりん | 作成日時：2020年5月27日 12時
