ありがとう5 (ページ38)

今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:66,703 hit

238 ページ38

亜嵐side

今はメンディーくんの腕の中

がっちり掴まれてるから落ちることは無いけど、力入らない…

涼太「結構染み込んじゃってたみたい」

玲於「シーツだけにとどまらなかったか…」

あ……

そうだ……

吐いたんだっけ……

急に気持ち悪さが増して、伝えられずに口から溢れた

大樹「大丈夫?!」

裕太「看護師さん呼んでや！」

涼太「もう少しで来るからね！」

あ…ｯ

待って……、、ｯ

ファンタの目の前で…ｯ

汚いところ、見せちゃった…ｯ

亜嵐「はぁっ…ｯごめ…なさｯ…はぁっ…はぁっ…」

メン「亜嵐くん？」

龍友「どしたん」

メンバーが周りに集まってくる

みんなにもまた迷惑かけた…

亜嵐「俺ｯ…汚なｯ…はぁっ、ごめ、なさｯ…」

裕太「大丈夫やから、今は何も考えんでええねん」

メン「大丈夫、大丈夫…」

亜嵐「はぁっ、ぐすっ…ふっ、ﾋｯｸ…」

メンさんの温かい手が俺の頭を撫でた

看護師「すいません。白濱さんの院内着汚れてます？」

メン「ちょっと…ごめんね、」

ぐったり寄りかかってる俺の体を少し離して前が汚れてないか見てる

これくらい我慢出来るって…

思ってたのになぁ……

体を少し離した瞬間、病室が一気にグワンっと回った

亜嵐「はぁっ…うっ…」

玲於「亜嵐くん！…危なっ」

隼「っと…亜嵐くん？」

メン「わっ！」

後ろにグラッと倒れる体

隼と玲於がおさえてくれて、倒れず済んだ

涼太「目眩かな。目…開けられてないもんね」

亜嵐「はぁっ、ぐるぐる…するｯ…」

メン「目眩だ…、耳鳴りはする？」

亜嵐「ちょっと…ｯ…うっ…」

メン「おぉ…ちょっと酷いかも、一応袋くれる？」

一瞬また戻しそうになって焦った…

すぐ気付いてくれたメンさん

看護師「目眩してますか？今動かしちゃうときついかもですね…」

メン「あとは、僕達でやります！ありがとうございました！」

看護師「いえいえ。では失礼します！」

シーツも布団も綺麗になったのに今動いたら吐きそうなことも分かってくれてる…

ほんとに…ごめんね……

でも…ありがと…ｯ…

______________________________

この小説に評価してくれてる方ありがとうございます！

悔しかったことあるので報告させてください！笑

あと…1票で50票

ずっと10点満点キープ出来てる！

来い！って思っていたら、50票目が評価されました！

でもそれと共に9.9点…

ちょっと悔しかったです笑