派手柱の妹は

30 ページ33

悲「嗚呼、鬼に取り憑かれているのだ、早くこの哀れな子どもを殺して解き放ってあげよう」

「聞いてください！俺は禰豆子を治すために鬼殺隊剣士になったんです！禰豆子が鬼になったのは2年以上前のことで、その間禰豆子は人を喰ったりしていない！」

宇「話が地味にぐるぐる回ってるぞ阿呆が、人を喰ってないこと、これからも喰わないこと、口先だけじゃなくド派手に証明して見せろ！」

時「なんだっけあの鳥、えーと」

A「ときとーくん、ちゃんと話に参加しよう、うん、一緒に」

甘「あのー、でも疑問があるんですけどお館様がこのことを把握してないとは思えないです、、」

煉・宇「ぅうーーん」

甘「勝手に処分してしまってよろしいのでしょうか」

甘「いらっしゃる迄待った方がいいかと」

「妹は！！妹は俺と一緒に戦えます！鬼殺隊として！人を守る為に戦えるんです！だから、」

不「おいおい、なんだか面白いことになってるなァ」

A「ひぃいい、1番ダメなやつ来たよもうダメだ終わった」

天を仰ぐA

不「鬼を連れた馬鹿隊員って言うのはそいつかい」

っ、、
突如現れた全身傷だらけの男の手に握られているのは

禰豆子の入った箱だ

不「一体全体どうゆうことだァ」

甘「(不死川さん！また傷が増えて素敵だわ)」

A「さねみまた傷増えたぁ！」

不「あ？なんでお前がいんだよ。」

隠「困ります！不死川様！どうか箱を手放してくださいませ」

ｽｸｯ
水をくれた小柄な女性が立つ

甘「(しのぶちゃん、怒ってるわね珍しいわ。かっこいいい)」

胡「不死川さん、勝手なことをしないでください」

不「鬼がなんだって？坊主、鬼殺隊として人を守る為に戦える？」

A「ちょ、さねみ？落ち着い、」

不「そんなこたぁな！有り得ねぇんだよ！」

ｼﾞｬｷﾝ
傷だらけの人が刀を構える

A「ばっ、ちょい！待ち！！」

禰豆子の入った箱に刺さったと思った瞬間

刀の刀身を素手で掴んだのは

「Aちゃん、、」

ﾎﾞﾀﾀﾀｯ
男の刀を伝ってAちゃんの血が落ちる

不「、、は？馬鹿なのかお前、これじゃお前も」

宇「っ馬鹿野郎、何やってんだよ」

宝石の額当ての男に掴まれて刀から離されるAちゃん

今まで張り詰めていた空気が変わる

A「さねみ落ち着いて」

いつもより低めの声のAちゃん

不「っだけどよ」

冨「やめろ！もうすぐお館様がいらっしゃるぞ」



すいません！今日はここまで！またあした！

31→←29

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す