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女の子がそう言った瞬間、
下に1度突いたあと、普通の人の脚力では
有り得ない程高く飛ぶ
「うわあ、高いねぇ。猗窩座殿、まるで天女のようただ」
女の子の方を指さしながら言うと
猗窩座「お前はちゃんと戦ってる間ぐらい敵を見ておけ」
猗窩座殿にそう言われた次の瞬間
A「舞え」
酷く冷たい落ち着いた声が脳に響いたと思うと
ズサッ
鋭い痛みと共に右肩の重さが無くなる
「あらら、俺の腕取れちゃったよ」
猗窩座「お前何をやっている、こんな女に遅れを取るなんて」
「猗窩座殿、あの子は俺が貰うよ」
あんなに強くて速い子なんて中々に見つからない
「あの子こそ俺が永遠を共にするに相応しい子
俺と共に生きていくんだ永遠の時を」
猗窩座「冗談抜かせ、彼奴を鬼にすれば確実に上弦級になれる」
A「あの、余所見とかしてないで貰えます?」
猗窩座殿と俺の目の前に刀が突き出てくる
A「どれだけの人を喰ってきたらそんな気配がするの」
「うーん、もう数え切れないよ。沢山俺は救ってきたんだもの」
A「救ってきた?巫山戯んなよ」
殺気がより一層強くなる
「まだ行けるの、ほんとに凄い子だ」
猗窩座「おい、あまり煽りすぎると、」
ヒュンッ
A「全集中、舞の呼吸、壱ノ型__舞霧斬り」
すごい速度で間合いに入られる
「速い速い、怖いなぁ」
ダン
空中に飛ぶ
A「参の型__天女踊」
地面を蹴り上に飛び上がる
「落ち着いてって、話を、」
とっくに再生し切った腕を振り訴える
A「伍ノ型__鬼姫 」
話を聞くつもりもないと言うように型を連発してくる
「すごいね、こんなに型を連発するなんて」
通常、柱でもこんなに型は連発しない
それは勿論、体力の消費が激しすぎるからだ
「その小さな体の何処にそんな力が溜まってるわけさ」
猗窩座「童磨、増援が来るぞ」
「なんだって!!それはなんと悲しいことだ」
しくしくと泣く真似をする
A「増援が来る前に斬ります」
あれだけ動いて型を使ったにも関わらず
この子は息一つ切らさず目の前に立っている
「ねぇ猗窩座殿、あれが本物の化け物だよ」
猗窩座「あ?嗚呼、それよりも」
猗窩座殿がそう言っている途中で
「音の呼吸、壱ノ型__轟」
ドオン
凄まじい爆風と共に周りの木々が吹っ飛ぶ
猗窩座「増援が来たようだな」
天「A!!!」
「あーあ、いい所だったのに」
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なるは(プロフ) - 猫まんまさん» 良かったです!私も説明足らずすいませんでした、、優しく指摘して頂いてほんとに感謝ばかりです(o_ _)o (2019年11月24日 20時) (レス) id: e419cb7785 (このIDを非表示/違反報告)
猫まんま(プロフ) - なるはさん» ありがとうございます!!疑問が解けました!! 累の方は仕方ありませんよ。累以外はパワハラ会議で死んじゃうんで( ´∀` ) (2019年11月24日 15時) (レス) id: f70886bfd4 (このIDを非表示/違反報告)
なるは(プロフ) - 猫まんまさん» ああぁああぁ!ごめんなさい!ものすごく失礼なことを、、ご指摘ありがとうございます!訂正します! (2019年11月24日 13時) (レス) id: e419cb7785 (このIDを非表示/違反報告)
なるは(プロフ) - 猫まんまさん» 「ようばしら」と「おどりばしら」で悩んだのですが『おどりばしら』です! (2019年11月24日 13時) (レス) id: e419cb7785 (このIDを非表示/違反報告)
猫まんま(プロフ) - それと、那田蜘蛛山であった十二鬼月…累は下弦の陸でなく伍ですよ! (2019年11月24日 13時) (レス) id: f70886bfd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なるは | 作成日時:2019年11月16日 18時