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部屋には異様な光景が広がる
裸の男2人
1人はヘラヘラ笑ってソファーに座り
もう1人はベットでシーツにくるまっている
｢あはは、そんな警戒せんでも
別に取って食ったりへえへんよ｣
余裕そうに笑う男にムカついて睨みつけるも
そいつはヘラヘラ笑うだけ
黄｢いきなり、キ、キスしてきたやつのことなんか
信用できるか｣
そう言ったらさっきの事が鮮明に浮かんできて
顔に熱が集まる
そんな俺にソイツはそっと近づいてきて
ベットの先端に腰掛けた
｢…昨日は手馴れた子なんかと思ったけど
こんな初心な子やったなんて
なぁ淳太くん、ほんまに昨日のことなんも覚えてない？｣
黄｢覚えてたら今頃お前の名前呼んでるわ｣
｢はは、それもそうやな
じゃあまず最初に言っとくけど、俺と君
昨日なんもしてへんで
…あと、俺の名前は桐山照史
照史でもあっくんでも、なんとでも呼んで｣
そう自己紹介されてじっとソイツの顔を見る
さっきの話し方といい、この雰囲気といい
絶対に同じクラスやったら仲良くしたくないタイプや
そう思いながらソイツ…桐山照史を睨みつけると
クスリと笑われてまた1歩後ずさる
橙｢そんな警戒しんとってよ
昨日はあんなにノリノリやったのに
ノリノリで照史脱がして〜って｣
黄｢そんなん言ってないわ！！！｣
怒りで咄嗟に枕を投げつけると
桐山照史はそれを軽々とよけた
…ムカつく！
橙｢あはは、ほんま君おもろいなぁ｣
黄｢…俺はおもろないわ！！｣
橙｢あはは！
ていうか俺、君のこと好きになってもうた｣
黄｢俺はきら…
…
…
………は？｣
今、コイツなんて言った？？
橙｢なぁ淳太くん、俺本気やから
やから、俺と付き合ってくれへん？？｣
.
恋をするなんて、俺には縁のない
一生叶わないことやって思ってた
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思ってたんや、この瞬間までは
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名無し(プロフ) - ○○さん» コメントありがとうございます。1番好きだなんて…！嬉しい限りですっ！勉強が忙しくこれからも亀更新になってしまいますが必ず完結させますからそれまでお待ち頂けたら幸いです。 (2022年12月3日 23時) (
レス) id: 8603964787 (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - いつも名無しさんの作品を楽しんで拝見しています。どの作品もどこか切なくて、私の1番好きな書き手さんです。ばど担としては今回のお話は特に更新を楽しみにしてます。お体にはお気をつけて。心より応援しています！ (2022年11月2日 22時) (レス) id: 8207bc3c0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し
| 作成日時：2022年8月8日 20時
