今日:1 hit、昨日:80 hit、合計:106,084 hit
小｜中｜大
血が流れている時と同じだ
相「え、なんで、ひまわりが…」
『お、お兄ちゃ…』
相「え、ちょｯ、どうした？！」
どさっと鈍い音
目を閉じる前、背の高い向日葵と背の高い兄が見えた
━━━━━━━━━━
はっ と起きた所は見覚えがあった
ベッドも カーテンも 天井も 全部真っ白で、ピッ ピッ と鳴る無機質な機械音が聞こえる
病院、だと思う
締め切られたカーテンの向こうに呼びかけた
『…お兄ちゃん？いる？』
相「…いるよ、カーテン開けてもいい？」
『うん』
それから検査を受け、身体に異常が無いか確認して担当医師から話があった
医「…え〜、陽ちゃん、ね
キミね、倒れたのは貧血のせいだね
身体の中の血が少なくなる事ね
それで、その貧血になった原因は…」
新しい個性のせいだ
と告げられた
診察録
律具 陽
個性発動により引き起こされた貧血
新たな個性に気が付かず自身の限度を超過
個性：具現化
個性に関しては個性届の診断と申請が必要
16.個性 ページ18
−陽side−
相「今日は何の絵を描いてるの？」
『今日はねぇ、おはなー
消太お兄ちゃんと背がおんなじくらいのでっかいの』
相「…向日葵？」
『せいかーい！』
相「俺くらいって…そんなにお花大きかった？」
『ほんとだよっ、ほんとっ
前に、えみちゃんと見たの！
お兄ちゃんも見てほしかったなぁー』
絵を描きながらいつものように会話していると全身が波打つような感覚がした
『っ、』
相「どうかした？」
『ううん、なんにもっ』
相「そう？」
それから心臓の鼓動が少しずつ速くなっていった
これ
相「え、なんで、ひまわりが…」
『お、お兄ちゃ…』
相「え、ちょｯ、どうした？！」
どさっと鈍い音
目を閉じる前、背の高い向日葵と背の高い兄が見えた
━━━━━━━━━━
はっ と起きた所は見覚えがあった
ベッドも カーテンも 天井も 全部真っ白で、ピッ ピッ と鳴る無機質な機械音が聞こえる
病院、だと思う
締め切られたカーテンの向こうに呼びかけた
『…お兄ちゃん？いる？』
相「…いるよ、カーテン開けてもいい？」
『うん』
それから検査を受け、身体に異常が無いか確認して担当医師から話があった
医「…え〜、陽ちゃん、ね
キミね、倒れたのは貧血のせいだね
身体の中の血が少なくなる事ね
それで、その貧血になった原因は…」
新しい個性のせいだ
と告げられた
個性発動により引き起こされた貧血
新たな個性に気が付かず自身の限度を超過
個性：具現化
個性に関しては個性届の診断と申請が必要
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 244人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
文旦(プロフ) - お騒がせしております。文旦です。もうほんとに大変申し訳ない。何してんだと思いました。すいません。応援してくださっている皆さんありがとうございます。これからもどうかこんな作者を応援よろしくお願いします。 (2022年8月16日 4時) (
レス) id: bf8e4c0879 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：文旦 | 作成日時：2022年8月16日 3時
