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やけどそんなときにだいきに出会って。
叶うはずないって思っとったけど、好きになってしもうてん。
諦められへんからだいきに告白して、いっそのこと嫌ってもらおう思ってん。
せやのにだいきが受け入れてくれて、僕の計画が全部狂った。
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「...くらいかなあ。」
「っ、そやったんや、」
「おん、こんなんだいきに軽蔑されても仕方ない思っててん、」
「...とも、」
「っ、せやけど、やっぱり言わへん方が良かったんかなあ?」
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そうやって儚く笑い泣く君やから。
どうにも放って置けへんの。
俺には抱き締めることしかできひんけど、
それで君の心が軽くなるって言うんやったらいくらでも抱き締める。
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「...っ、?」
「辛かったよな、痛かったよな、思い出させてもうてごめんなあ、」
「っ、」
「でももう大丈夫やで。これからはずっと俺が守る。」
「ずっとっ、?ほんまに...?」
「おん、ほんまやで。」
「、離れへん?」
「離れへん。」
「っ、嫌いにならへん?」
「嫌いにならへん。」
「置いて、「いかへんよ。」」
「、だいきぃっ、」
「おわ、可愛いやっちゃな」
「ずっととものこと愛しとるよ。」
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作者名:べりー。 | 作成日時:2020年11月27日 19時