信じた夢が叶うまで Sho.Hirano

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1:30

昼休み








？「Aさんいますかー？」





『え？はい…』


だれ？


一瞬だけでも紫耀先輩だと期待した私が馬鹿だった






見たことがないから、先輩なのかもしれない






？「少し時間いいですか？」



『あ、はい。』






その人の後についてった





？「俺、2年の鈴木はやとって言うんだけど」



やっぱ先輩。紫耀先輩と同い年







「俺と付き合ってください」






『え？』




「あ、紫耀のこと好きなのは知ってる。何回も告白してるって言うのも。」







「でも、俺にしない？」





『あの！』






もう悩む時間なんてなかった。






『私は、紫耀先輩が好きなんです！だから、』


「やっぱそうだよな！勝てないわ！紫耀には」






『すいません』






「あーいいよいいよ、謝んなくて！！

俺のこと忘れないでくれるなら許すから！」




忘れられない。忘れるわけない。






『ありがとうございます』







「じゃあね、ありがとう」







こんな人になりたい。そう思った瞬間だった。





優しい人だな







紫耀「まーた告白されてんの？」







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