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あれから秘密の関係が始まった
「今度大毅の家連れてってよ〜」
そう言われた時には焦ったが、友達とルームシェアしてるから俺の家には呼べないと嘘をつき、謝ると
「そうなんだ！大毅らしいな〜」
そう言って笑った
俺の〈大好きだった〉そして
〈大好き〉な笑顔で…
最初の頃はあった神ちゃんへの罪悪感も
彼女といるときは消えていた
それでも
家にいる神ちゃんの笑顔を見ると
やはり罪悪感があった
だから出来るだけ遅く帰り、
楽屋でも神ちゃんとはあまり会話をしない。
自分の罪悪感を感じないために…
自分の罪を隠すために…
そして
神ちゃんへの気持ちより、彼女への気持ちの方が
大きくなっていることを隠すために…
そんなことしとったから気付かなかった
神ちゃんの俺に向けた笑顔が今までと違う
寂しそうな
作ったような
笑顔であったことに。
そんな生活になって1ヶ月がたったとき、
神ちゃんから
「明日話したいことがある」
と連絡が来た
俺は
「わかった」と返事をした
特に深くは考えずに
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作者名：chocolate | 作成日時：2019年3月23日 14時
