君が助けてくれなくても【爆豪勝己】 (ページ44)

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あまりの目の綺麗さに身動きがとれなくなっている私を横目に、勝己は続ける

勝「他の男とキスするな、やるな、特に半分野郎なんかと話すな」

轟「おい」

や、やるって.....

勝「それと、お前の初めてを全部よこせ。
　絶対だぞ、良いな？」

周りが真っ赤になっているのに対し、
本人は少しも恥じらうそぶりを見せずに

真顔で言ってきたので、笑ってしまった。

勝「なんで笑ってんだ！！！！！」

右手に軽く爆破を起こす勝己

私は少しためらった後、勇気を出して
答えた

「ううん、少しおかしくて。
　私も初めては勝己が良い！
　......全部あげるね」

そう言うと私たちは再び口を合わせた

響き渡る歓声に隠れるように、勝己が私の耳元でささやいてきた

勝「今夜、部屋に来い」

「う、うん！」

二人で視線を合わせ笑いあう

夜が待ち遠しくてしかたがない
　

これからもずっと一緒にいようね？

私は勝己をめいいっぱい抱き締めた

ーfinー