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# ページ43

みんなの視線が掴まれた手に注がれる


「ご、ごめ「...るさねえ」え?」


勝己の方を見た瞬間

思いきり口を押し当ててきた



「!?!?!?!?!?!?」


思いもよらない勝己の行動に驚くのと
同時に、一気に顔に熱が集まってくるのが
わかった


「かつ、きっ」


皆がいる手前、わざと嫌そうな顔をしてみたが、本当は全く違うことを思っていた


(めちゃくちゃ嬉しい......!!!)


この時間が長く続けばいいのに
そう思った直後、勝己は体を離して自慢げに
言い切った



勝「どうだ!!!!!俺のキスが一番だ!!」


お前のキスの方が良いなんて許さねぇ!!と
吠える勝己

お前こんなときまでそんなこと
考えていたんかい←


轟「ぐっ」


ほら、轟も悔しそうな顔しないで
さっきの私のトキメキを返してください!!!


長い沈黙の後、勝己は私の方をみて
言ってきた


勝「俺はお前がどの男とキスしようが文句言える立場じゃねぇことはわかってる

しかも今回なんかあの半分野郎が無理矢理襲ってきたということも重々承知している

.





.







.








.







.









.









.







.









.









.





それを踏まえた上で言う

俺の願いを聞いてくれ」


綺麗な赤い瞳が私を捉えた

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作者ホームページ:http://jajaumaaaaaaaaa  作成日時:2018年8月30日 23時

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