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Karuma side



昨日の同窓会ではただ、嫉妬してくれるAを見たくて奥田さんと必要以上に話していた。



まぁその作戦は俺の思惑通り成功し、見事にAは奥田さんに嫉妬。



全員で固まって会場から出ている時、俺はこっそりとその輪を抜けた。



バレないように後ろに歩き、姿が見えなくなったところで階段を駆け上がる。



壁の横からちらりとAの様子を伺うと、ポロポロと涙を零していて。



…流石にやりすぎたか。



泣かせるまでいくとは思わなかった。



申し訳なくなり、気配を消してAの後ろに近づく。



どのタイミングで声をかけようかと迷っていると、Aが俺の名前を呼んだ。



…変な呼び方で。



「っ…バカルマぁ…。」



むっとしながらも思い切り後ろから抱き締める。



業『誰が馬鹿だって?』



「……な、んで…。」



混乱したように呟くA。



俺は顎を左肩に乗せ、右手で頬に零れている涙を拭った。



業『居ないからおかしいと思った。』



「愛美ちゃんと居たんじゃなかったの…。」



お、やっぱり奥田さんに嫉妬してる。



業『奥田さん?なんで。』



「…なんでもない。」



俺はとぼけたように首を傾げると、Aが腕の中で暴れた。



何それ、可愛いんだけど。



動きを止めたと思えばまた涙目になる姿を見て、俺の悪戯心が疼いた。



業『…なぁ。』



低い声で耳元で呟いてみる。



「ん…っ…。」



するとそんな可愛い声を出すものだから、我慢するのにも必死。



…少しくらいなら、酔ったフリをしても良いだろうか。



業『…なんで泣いてたの。』



「ん…な、んでも…っ…。」



わざと息を当てるように囁く。



本当、感じてんのかってくらい良い声出すよねこの人。



だけど絶対に理由を話そうとしない。



…だったらこっちだって。



業『教えて。』



「ひ、ぁ……やめて…。」



Aの耳に俺の唇を当てる。



業『やだ。』



この状況でやめてって言われてやめられる男居ないでしょ。



まぁどうせ、俺は酔ってる人っていう認識なんだろうけど。



早く嫉妬してたって言えば良いのに。



業『言ってくれないとやめない。』



「なんで…やめてよ…。」



弱々しく言われて、"うっ…"となるが、やめない。



可愛い姿もっと見たいし。



業『ん…。』



「い"っ…!」



俺はもう少し意地悪をしたくなり、真っ赤な耳を甘噛みした。

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ヒヨコ(プロフ) - ホントにおもしろかったです!次の作品も楽しみにしてます! (6月14日 19時) (レス) id: a71ea1e4cf (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 夢主のファーストキスってビッチ先生なんじゃ (6月1日 18時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
Mocha(プロフ) - 面白かったです! (5月13日 21時) (レス) id: 87128bc86a (このIDを非表示/違反報告)
くるみっこ - あのすみません、16の、カルマのセリフの「どうやらちがうみたい」が「どうやるちがうみたい」なってますよ。 (5月5日 17時) (レス) id: 65e7743a54 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - *利茄*さん» 何の小説ですか?題名、教えて下さい! (5月4日 12時) (レス) id: a86d5a1323 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セツ | 作者ホームページ:   
作成日時:2020年4月3日 17時

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