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橋本からの集中攻撃が私に注ぐ。



どうして私に…?



電話口から僅かに蘭ちゃんの声が聞こえた。



メグ『A!』



「大丈夫…!よっ、と…。」



一旦木の裏に隠れ、ハンドガンとナイフを持つ。



そして携帯を耳に当てた。



蘭『Aさん!?こ、コナンくんどうしよう…。』



コナン『何かあったの…!?』



コナンくん…まさか帝丹小学校まで休みだったなんて。



「なんでもないよ、大丈夫。折角の休み楽しんで。渚は私が何とかするから。」



蘭『あ、良かった…。』



コナン『ねぇAさん、本当に何があったの?すごい音だけど。』



バァンッ



愛美ちゃんの時のように再び木が壊される。



「私を殺しても良い事っ…ない、わよ…!」



ハンドガンを構え、ババババッと撃つ。



近付いてきていた触手は破壊できたものの、また新たな触手が襲ってくる。



業『ボーッとしすぎ!』



「か、るま…うっ…!」



超体操服と業が庇ってくれたおかげで、軽傷ですんだ。



モロに触手を2度も食らうのはキツい。



コナン『ねぇAさん!』



「大丈夫だから。…じゃあね。」



焦ったような声を出すコナンくんを低い声で威圧し、電話を切った。



飛んでくる触手を業と共に逃げる。



カエデ『大丈夫だった!?』



「うん、大丈夫。」



それよりも…と橋本を見つめる。



見た目はそれはもう人外で心做しか声も低い。



赤い怪物、と言ったところか。



しばらく睨み合っていると、"せーの"とどこからが声が。



そちらを見る間もなく、ドォンッという音と共に大砲で撃たれたような大きな玉が橋本にぶつかった。



「なっ…!」



橋本はザザザザザッ…と木に吹き飛ばされる。



渚『皆早く!』



どうやらそれを撃ったのは増援組だったらしい。



居るのは渚、莉桜、岡島くん、有希子ちゃん、凜香、吉田くん、菅谷くん。



渚の声に反応した私達は追い打ちをかけるように橋本に近付く。



ナイフやハンドガンを駆使し、全員がバラけて攻撃を加えた。



橋本『グッ、ァァ…!』



もがきだす橋本。



いけたか、と思い安心していると橋本が目を見開く。



「なんっ…ア"ア"ァァァ!!」



すると密着していた最初から居た組が全員苦しみ出した。



体がビリビリと痺れ、痛くて熱くてたまらない。



そう、触手から電撃が流れたのだ。



ドサッ…ドサドサッ…



橋本の近くに居た全員が地面へと倒れた。

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ヒヨコ(プロフ) - ホントにおもしろかったです!次の作品も楽しみにしてます! (2020年6月14日 19時) (レス) id: a71ea1e4cf (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 夢主のファーストキスってビッチ先生なんじゃ (2020年6月1日 18時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
Mocha(プロフ) - 面白かったです! (2020年5月13日 21時) (レス) id: 87128bc86a (このIDを非表示/違反報告)
くるみっこ - あのすみません、16の、カルマのセリフの「どうやらちがうみたい」が「どうやるちがうみたい」なってますよ。 (2020年5月5日 17時) (レス) id: 65e7743a54 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - *利茄*さん» 何の小説ですか?題名、教えて下さい! (2020年5月4日 12時) (レス) id: a86d5a1323 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セツ | 作者ホームページ:   
作成日時:2020年4月3日 17時

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