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快斗 side
計画決行日当日。
Aは俺が言いつけた通り、ここ数日は安静にしていた。
学校も休んでたみてぇだし。
『そろそろか。』
Aの姿に変装し、展示されている美術館に行く。
園子『A!?熱は大丈夫なの?』
蘭『えっ…ほんとだ!大丈夫!?』
鈴木財閥のお嬢さんに、名探偵の彼女か。
「えぇ。大丈夫よ。一昨日下がったの。学校はまだ行けなかったけど。 」
Aの口調案外難しいな…。
コナン『A姉ちゃん!』
「コナンくん…。」
コナン『大丈夫…?』
心配そうに見つめてくる名探偵。
「大丈夫よ。それよりキッドはいつ来るの?」
園子『予告時間は確か…。』
蘭『19:00だったはず。』
「それじゃあ、もうそろそろ?」
コナン『だね。あ、あれ次郎吉さんじゃない?』
園子『叔父様!』
爺さんに駆け寄る3人と一緒に走る。
ヒール走りずれぇ…。
次郎吉『よく来たな小童。…そちらに居るのは…。』
目を細めて怪しまれる。
園子『この子は齋藤Aよ!あ、たとえ叔父様でも子のこのこと疑うなんて許さないからっ!』
ピシッと爺さんに人差し指を向けるお嬢さん。
次郎吉『分かったわい。それに中森警部も確認はせんと言っておる。』
園子『あら…そうなの。なら良かったわ。』
まぁキッドよりも例の組織が気になってるだろうからな。
「あれ、真純は?」
世良、だっけ。
あの男…?いや、女か。
あいつ居ないならありがたいけど。
蘭『今日なんか用事あるみたいで。でも世良ちゃんキッドに恨みあるから来たいって言ってたよ。』
「そ、そうなの…。」
危ねぇー。
コナン『A姉ちゃん。』
「ん?どうしたの?」
コナン『…んーん!なんでもなーい。』
名探偵…なんか気付いてんのか?
園子『蘭ー、Aー、ガキンチョー。行くわよ。』
「あ、えぇ。」
小ホール内。
遊佐『管理人の遊佐です。どうぞよろしく。』
そこに居たのは、中森警部と管理人の遊佐氏。
第一印象は、変態オヤジ。
秘書の女が斜め後ろに立っているが、多分変なとこ触ってんだろうな。
手つきキモいし。
そんなことを考えていると、遊佐氏が1歩前に出てきた。
遊佐『君も、よろしくね。』
手を出されたため、握手をする。
まぁその隙に指紋取ったけど。
遊佐『……。』
遊佐氏が何か考えると知らずに。
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ピコピコハンマー - 「気をつけて」は「を」です!とっても面白い作品です!これからも頑張ってください!! (2021年6月19日 9時) (レス) id: a1310badd0 (このIDを非表示/違反報告)
魔理華 - 楽しみに待ってます! (2019年7月15日 20時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 魔理華さん» ありがとうございます!頑張りますっ! (2019年7月13日 0時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
魔理華 - 面白かったです!続きが気になります!更新頑張ってください応援してます (2019年7月12日 7時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 黎夢さん» ご指摘ありがとうございます!当方あまり弓道に詳しくなく、調べた限りの事で更新しておりました…。良ければ、改善点を教えていただけないでしょうか? (2019年7月8日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セツ | 作者ホームページ:
作成日時:2019年5月25日 11時