【名探偵コナン】怪盗キッドの協力者:2【怪盗キッド】

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そして、大会当日。



会場は、東都でも特に大きいとされる弓道場だった。



有紗『…今日は、大会当日。集中力高めていきましょう。』



4人「おーっ！』



この場にいるのは、私、有紗、葵、七海、華菜。



監督とコーチは、もう外で座って待っている。



「…行きましょう。」



一礼をし、会場に入場する。



相手の杯戸高校の選手も反対側から入場した。



ふ、と周りを見ると、蘭、園子、真純、コナンくんが観客席にいた。



その4人の隣には……か、和葉！？



服部くんも…。



葵『…A？移動するよ。』



「…わかった。」



最初は有紗が弓を射る。



だから私達は後ろに下がった。



他の選手が精神統一している中、私は観客席に目線を移す。



…あ、青子も居る。



蘭達のグループの斜め後ろくらいに青子が居た。



目が合ったことに気づいたのか、手を小さく控えめに振っている。



私は微笑んで、青子の隣に目を向けた。



……快斗。



少し面倒臭そうな顔をしながらも、有紗の所作を珍しそうに眺めていた。



葵『……！有紗、有利だよ。ほら。』



小さな声で囁く葵が指さす先を見ると、ほとんど真ん中に刺さっている、有紗の放った矢。



杯戸高校の選手は、有紗よりも外側に矢が刺さりっている。



有紗は、近的が得意だから。



今回の大会は、遠的じゃなく近的だ。



有紗、そして相手選手が放った2本目の矢は、先程の同じような結果。



3本、4本、と有紗が射った矢はトントン拍子で真ん中付近に刺さる。



つまり、有紗が一点を取った。



七海『…行ってきます。』



次は、七海の番。







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高校弓道の正式ルールを見たところ、団体戦は5人又は3人らしいので、華菜ちゃんを補欠から正式メンバーに入れました！



私も検索で調べながらの更新なので、本当のルールと間違えていても、暖かい目で見守ってください…。

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