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「ありがとう。コナンくん。」



しゃがんで、頭の上に手をポンッと置く。



コナン『うん!』



快斗が何か言ったのかな?



チラリと見てみると、首を横に振られた。



コナンくんの自己解決?



まぁ、いいか。



「あ、快斗。歩美ちゃんそっちに連れて行くんだけど荷物のけてたっけ?」



『あぁ、のけてある。』



「ん、ありがとう。」



蘭『A。良いかな?』



「あ、うん。どうぞ。」



歩美ちゃんを抱っこして出てきた蘭。



私はテントのファスナーを開け、入りやすいように手で抑える。



蘭『ありがとう。』



蘭は中に歩美ちゃんを寝転がらせ、顔にかかった髪を優しくのけてあげていた。



「よし、私達も寝ましょうか。」



園子『そうね。』



男子テントから青子と真純も出てきた。



そして、女子テントからは服部くんも。



平次『なんや騒がしい思たら皆出てきてたんか。』



蘭『服部くん!和葉ちゃん、どう?』



平次『あー、和葉なら腹出してグースカ寝とるぞー。』



蘭『は、腹出してって…。でも、良かった。』



ニコりと優しく微笑んだ蘭。



"彼"は顔を赤くしていた。



マセガキ。



『んじゃあ、俺らは戻るから。』



ヒョイッとコナンくんを持ち上げた快斗。



コナン『うわぁぁ!?か、快斗兄ちゃん降ろしてよ〜!』



『子供は寝る時間だ。じゃーな。』



「ふふ、えぇ。おやすみ。」



小さく手を振り、テントに戻る。



歩美ちゃんはスヤスヤと眠っていた。



「可愛い寝顔。」



彼女の頬に触ろうとすると、ファスナーが開いた。



哀『Aさん?』



「あ、哀ちゃんに青子。」



青子『歩美ちゃん、可愛い顔して寝てるね。』



「でしょ?本当子供って可愛い…。」



哀『そっちなのね…。』



ぼそ、と何かを呟いた哀ちゃん。



「…?なぁに?」



哀『なんでもないわ。私は寝るから。』



青子『あ、うん!おやすみー。』



ギギギーと顎下まで寝袋のチャックを閉めちゃった哀ちゃん。



彼女はツンデレなの?



…なんにせよよく分からない。



青子『私達も寝よ?』



「うん。それじゃ、おやすみ。」



青子『おやすみ。』



青子│哀ちゃん│歩美ちゃん│私



の順番で寝転がり、寝袋に包まれる。



ファスナーを上げちゃうと暑くなるから、開けっ放しで目を瞑る。



眠れるかな…。

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設定タグ:まじっく快斗 , 名探偵コナン , 黒羽快斗   
作品ジャンル:アニメ
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セツ(プロフ) - 祟璃さん» すみません、キッドの誕生日なら気楽に書けたのですが、新一やコナンくんの誕生日だったので、この小説の夢主と絡ますのは変かな…と。不快に思われたのなら、申し訳ございません。 (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - こここさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 明日の不思議さん» 楽しみにしててください(*^^*) (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - ミョンスさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
祟璃 - キッドとのお話を読みにきたのに突然の新蘭で吃驚しました汗 必要ですかね?いや、新蘭は好きですけど...。 (2019年5月6日 1時) (レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セツ | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年4月13日 0時

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