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柚『へー。そんな夢を。』
お風呂に浸かりながら、さっき見た夢の話をする。
「もちろんだけどメモ帳は貰って…」
柚『無いわ。』
「うん、知ってる。そもそもお母さんからお守りなんてもらってないし。」
柚『でしょうね。』
「…よし、出ようか。」
柚『はいはい。』
ザパンと湯船から出て、頭に乗せていたタオルで体を軽く拭く。
柚『けど、その…あれだ、浦島坂田船？って人はここに居るんでしょ？』
「やっと名前覚えた…！」
柚『感動する所違うから。』
「…多分いると思う。さかたんに会ったのは夢じゃなかったから。」
そんな話をしながら服を着る。
柚『写真無いの？』
「スマホに入ってると思うよ。」
柚『あー…あんたのTwitterの画像ダウンロード数2000は軽く超えてるからね。』
「推しがいるのはいいことなんですぅー。」
柚『はいはい。』
バタンッとロッカーの扉を閉め、お風呂から出る。
すると、タイミングよくクラスの男子数人がお風呂場に入っていこうとしていた。
男子A『あ、東雲に間宮。』
柚『あんたたち、覗きなんてするんじゃないわよ。』
男子B『しねーよ。ばーか。』
「したら犯罪だかんね。」
男子A『だからしねぇっつってんだろ。』
「どーだか。」
そんな会話を通路でしていると、クスクスという笑い声が男子の奥の方から聞こえてきた。
『いやー、青春やねぇ。』
『せやなぁ。俺らもあんな時代過ごしよったっけ。』
『…思い出さんときましょ。』
そのままこっちに来る男の人2人。
1人は泣きぼくろがあって、1人は背が高くて金髪メッシュが入っている。
「……しま、せん…。」
思わずそんな小さな声が零れた。
柚『何？何をしないの？』
「違っ、そのしませんじゃなくてっ…！」
男子C『じゃあ何をしないんだよ。覗きか？覗きのことか！？』
柚『あんたはうっさい。』
しませんと思われる2人に目を取られていると、まーしぃ(仮)と目が合った。
…まぁ、直ぐに逸らされたけど。
そしてそのまま2人は大浴場へ入っていった。
「…！あんたたちずるい！」
男子B『はぁ？何がだよ。東雲も覗きしたいのかよ。』
「え？うん。」
柚『その台詞危ない。』
男子C『東雲お前こえーぞ。』
「っは…！と、とにかく覗きするんじゃないわよ！」
そう言ってその場を離れた。
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関西風しらすぅ@坂田家 - 浦島太郎ってうちのお母さんと間違え方完全一致してて草 (2019年5月11日 22時) (
レス) id: f34e486c2f (このIDを非表示/違反報告)
まお - お友だちと名前被った…。 (2019年5月6日 19時) (レス) id: 617dab01fc (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 続編ありがとうございます!!楽しみに待ってます! (2019年4月2日 10時) (レス) id: 7db9f137d3 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - 続編嬉しいです！楽しみにしてます！頑張ってくださいね (2019年4月2日 2時) (レス) id: ba67b17bbf (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - 続編本当にありがとうございます、、！これからも楽しみに待ってます！ (2019年4月2日 1時) (レス) id: 5b4874d6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セツ
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年3月10日 12時
