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坂田『持っててくれへん?』



「へ?…あぁー。」



私が奥を向いている事に気付いたのか、ゆっくりと振り返ったさかたん。



坂田『…うげ、うらさん?』



「多分…そうかと。」



坂田『んー…。あ、ちょっとごめんな。』



「へ?わっ…。………!?!?」



ガバッと正面から抱き着かれる。



だ、だだだだ抱き着かれっ……!?



困惑していると、うらたさんと目が合った。



や、やばいやばいやばいやばい。



うらた『なぁ、そこにいんの坂田だよな?』



…バレた。



「さ、坂田さん…?」



坂田『無理無理無理無理。うらさん怒ったら怖いねんて…。』



「はい!?え、もしかしてただ怖くて!?」



坂田『え?うん。』



「私の胸のドキドキを返せぇ!」



ぎぎぎ…と抱き着いてくるさかたんを引きはがす。



坂田『っひ…Aちゃん助けてーな!』



「えぇー…。」



うらた『てか君も。リスナーさんだよな?』



「私も!?」



坂田『違っ、Aちゃんは関係ないねんて!』



うらた『ほう…。じゃあその関係ないとこを証明してもらおうか。…まず、坂田こっち来い!』



坂田『嫌やー!』



目の前でいつも配信で聞いているうらさかの絡みが生で行われている。



いや、ね?こんな状況で言うのは違うけど……萌え。←



柚『ちょっとA…遅いわよ…って、何これどういう状況。』



「柚ちゃん!?」



私いる所のの数段下に、柚ちゃんが立っていた。



坂田『あ、例の柚ちゃん?初めましてー。』



うらた『坂田ァ!』



坂田『ひぃぃぃ…!』



とうとううらたさんに捕まり、首根っこを引っ張られて行ったさかたん。



私は何故か見逃されたらしい。



こっちを向きながら引きずられているさかたんが私のポケットがある部分、すなわちお腹の右辺りをポンポンと叩いた。



「…?」



中を見ると、さっきさかたんが持っていたメモ帳が入っていた。



柚『A?』



「…ん?あ、なんでもない。」



さかたんに少しだけ手を振り、柚ちゃんの方を向いた。



…それにしても、このメモ帳なんて書いてたんだろ。



後で見てみようかな。

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関西風しらすぅ@坂田家 - 浦島太郎ってうちのお母さんと間違え方完全一致してて草 (2019年5月11日 22時) (レス) id: f34e486c2f (このIDを非表示/違反報告)
まお - お友だちと名前被った…。 (2019年5月6日 19時) (レス) id: 617dab01fc (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 続編ありがとうございます!!楽しみに待ってます! (2019年4月2日 10時) (レス) id: 7db9f137d3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続編嬉しいです!楽しみにしてます!頑張ってくださいね (2019年4月2日 2時) (レス) id: ba67b17bbf (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - 続編本当にありがとうございます、、!これからも楽しみに待ってます! (2019年4月2日 1時) (レス) id: 5b4874d6d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セツ | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年3月10日 12時

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