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まりあ｢ねぇ、ちょっといい？｣
朝練が始まる前、みんなが更衣室に行っている間にまりあさんが私に言った。
ちょっと嫌な予感...
あ｢...はい｣
まりあ｢あのさ、調子乗んなまじで。｣
あ｢...のって、ません｣
ドサッ
あ｢いった...｣
肩を勢いよくおされて私は床に倒れた
まりあ｢なんであんたなんかがあの6人と一緒にいんのよ！｣
大きな声で叫んで、同時に腕を振り上げた
私は怖くなって目をぎゅっと閉じて身構えたけど、
...あれ？
腕が全然ふってこない
恐る恐る目を開けると
あ｢え｣
そこにはまりあさんの腕を掴んでる廉と、覆い被さるようにして私を守るじんがいて、
海人｢大丈夫？｣
後ろから私を抱きしめる海人
平野｢いい加減にしてくださいまりあさん｣
岸｢俺らが誰と仲良くしようがあんたに関係ありますか？｣
玄樹｢そういうこともう二度と辞めてください！｣
まりあさんに怒りをぶつける3人
まりあ｢も、もう知らない！｣
まりあさんは走ってそこからいなくなった。
神宮寺｢大丈夫？ケガない？｣
あ｢うん。ありがとう｣
...ていうか、
あ｢ねぇ海人？｣
海人｢んー？｣
あ｢離して？｣
海人｢え？あ、ごめん笑｣
やっと離してくれたんだけど、
海人｢ねぇ、顔赤いよ？｣
そう私の耳元で囁いて、ニコッと笑う
そのせいでまた顔が熱くなる
あの、心臓が...
てか、え？
これじゃあ私、海人に恋してるみたいじゃん！
え、ちがうからね？
海人はただの友達！
そう、友達
海人だってそう思ってるから抱きしめるんでしょ？
え、なんか胸が苦しいんだけど。
まりあさんの時の苦しみとはちがう
私、
海人が、好きなの？
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作者名：白雪姫 | 作成日時：2019年4月1日 0時
