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◇月下美人 10 ページ37

ゆっくりと少しずつ


「息…して…ねぇ…おし…えて…名前は?」


ぎゅっと閉じてた目が開いて


「和也…あっ…はぁ…」



教えてくれた




「和也…和也…はぁ…んっ」



太腿の裏をグッと掴んで俺はそのまま
いっきについた



…あぁっっ!!!


背中を反らせ
瞳からはポロポロと涙が零れ落ちた


覆いかぶさるように
唇で涙を吸い上げ
キスを落とす


「ごめん…ね?…大丈夫?」


和也はぎゅっと抱きして


「だい…じょうぶ…はぁはぁ…んっ…智…動い…て…僕で…気持ちよく…んっ」


聞き終わる前に俺は
腰を打ち付けた



…んっ…あっ…あっ……っくっ…


…はぁ…はぁ…ヤバ…きもっ…ちいい…和也…



優しくなんて思ってたのに
夢中で和也を揺さぶった

合間に
良いところを擦り付け

高く上がる声に
煽られる


和也自身に触れ
腰を打ち付ける動きと
手の上下動を合わせる


同時に唇を奪い


和也は俺の背中をグッと掴み




…あっ…あっ…
さっ…智…だ…め…もうっ…イッ…


はぁ…はぁ…
いいよ…和也…俺で…気持ちよくなって…


…あぁっ…やっ…智…智も一緒…


…くっ…


和也のを強く握り込み
上下動を激しくさせ


グラインドさせる



…はぁ…はぁ…イッ……く…
あぁぁぁっ!!……


…くっ…ぅ……


俺と和也とのあいだに
生温かいぬくもりが弾けた

そのまま
グッと奥深く数回打ち付ける



…はぁ…和也っ…くっ!!




和也の顔の横に肘をついて
その柔らかい唇に
キスを落とした…



.

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作者名:REN | 作成日時:2020年4月17日 11時

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