クル先のマブは美術教諭【twst】

強引シャワータイム！ ページ10

〈教員寮 廊下〉



｢……アノ〜、、デイヴィス？

マジで言ってる？｣

｢大マジだ。お前、前もこんなようなことになった時こっそりアトリエに行っただろ。そんなやつのこと信用できるか。｣

｢オレのベッド狭いし……！｣

｢俺のベッドならデカいぞ。｣


大の大人が廊下で一緒に寝るか寝ないかで揉めている。

どういう状況？


｢……OK分かったよ。｣


ランドルフは降参だというふうに両手を上げた。


｢……その前に風呂入るからお前も入りなよ。｣

｢一緒にか？｣

｢ちっげぇよ！お前の部屋でだよ！！｣

｢どうせなら大浴場行こうぜ。｣

｢ねぇハナシ聞いてた？｣


教員寮の部屋にはそれぞれユニットバスが付いているが、大浴場というのも存在する。ジェットバスやサウナまであるので疲れたオッサンに人気だ。


｢この時間なら空いてるだろ。｣

｢エェ、イヤだ……｣

｢じゃあ俺の部屋のシャワー浴びるこった。｣

｢…………クソ、、｣


クルーウェルはランドルフが大浴場があまり好きではないことを知っていた。そのため妥協、という形で本来狙っていた展開に持っていくことに成功した。
じゃあ着替え持ってくるから、とランドルフが部屋に入った。

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