カナヲの兄 弐

50話 ページ1

無一郎「なにしてるの？」

『無一郎か……いや、鍛錬をね』

無一郎「そうなんだ」

無一郎は同期で俺の後に柱になった、任務も良く、組むことがあり、仲がいい。

無一郎「ねぇ、1体1の模擬戦しない？」

『別にいいけど？』

無一郎「じゃあ、この石が落ちたら始まり」

そう言って、無一郎は石を高く飛ばし、無一郎と凪斗は構えた。


そして、石が…………落ちた。


無一郎「霞の呼吸 弐ノ型 八重霞」



『龍の呼吸 参ノ型 青龍一転』


無一郎の斬撃をいなし、そのまま反撃をする凪斗


だが、無一郎はその反撃を後ろに飛んで回避をする。

無一郎「やるね」


『お前こそな』


無一郎「霞の呼吸 壱ノ型 垂天遠霞」


『龍の呼吸 壱ノ型 竜波』


無一郎「甘いよ!!」


無一郎「霞の呼吸 伍ノ型 霞雲の海」


『龍の呼吸 陸ノ型 龍門連撃』


無一郎「うそぉ、その体勢からそれ放つ？」


『カナエさんに地獄のストレッチをさせられてるからね？』


凪斗は無一郎の高速連撃を全ていなして、空中でそのまま龍門連撃を放ったのだ。


無一郎「(いや、どんだけ痛めつけられてるの？)」


『今度、無一郎もやって貰ったらどう？』


無一郎「絶対に嫌だよ!!」


無一郎「霞の呼吸 肆ノ型 移流斬り」


『それは残念!!』


『龍の呼吸 肆ノ型 竜牙暴突』


無一郎「(威力が違いすぎる!!)」


無一郎はそのまま吹き飛ばされたが直ぐに体制を整えた。


『(空中で受け身を取って衝撃を逃がしたのか……流石だな)』


無一郎「霞の呼吸 伍ノ型 霞雲の海」


『龍の呼吸 参ノ型 青龍一転』



無一郎「(攻撃をしても反撃される!!けど、距離を置いて攻撃をすれば反撃は弱まる!!)」


無一郎はそのままバク転をして着地をして凪斗との距離を開ける。


無一郎「霞の呼吸 陸ノ型 月の霞消」



『龍の呼吸 拾壱ノ型 龍聖』



無一郎「えっ!?(嘘、全ての攻撃をいなされた？)」



『全集中』



無一郎「(やばいやばいやばい!!いつの間にかすごく距離を開けていた!!あの型が来たら!!)」


『龍の呼吸 伍ノ型 龍の舞・赤龍』


無一郎「(これは、いなせない!!)」


凪斗はそのまま無一郎の木刀を飛ばした。

51話→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す