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CSS 鳴海「こんな所に居たの?探したよ」
木陰で木に背中を預けて本を読んでいれば急に目の前から現れた人物
「ナル…」
鳴海「これ渡すだけなのに随分苦労したよ」
はい、と拳を差し出されたので
私は本を閉じて傍に置いてから両手を広げて差し出した
ちょこんと掌に乗った小さなバッジが光っている
「何で…」
鳴海「スペシャル昇格おめでとう」
目に入った掌に乗せられたバッジは、丸いフレームの中に1つの星が刻まれている
アリス学園での星階級のトップに位置するスペシャルのバッジだ
鳴海「嬉しくないの?もっと喜びなよ」
「私の実力じゃないもん。しかもつい最近トリプルになったばかりなのに…」
鳴海「それでもアリスに対する知識と実力が評価されたからっていうのは忘れちゃダメだよ」
渋る私を納得させにきている
「…きっと私が校長先生のお気に入りじゃなかったらこうじゃなかったのかも」
鳴海「…理由はどうあれ初等部での幹部生なんて凄いよ
そういえば幹部生って事で生徒会所属にもなるから頑張ってね」
「…すっかり忘れてた」
＊
続編になります
CSSは双花 陽葵/em7様から素晴らしいものをお借りしました
(http://uranai.nosv.org/u.php/novel/sonority_css/)執筆状態：続編あり(完結)
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CSS 鳴海「こんな所に居たの?探したよ」木陰で木に背中を預けて本を読んでいれば急に目の前から現れた人物
「ナル…」
鳴海「これ渡すだけなのに随分苦労したよ」
はい、と拳を差し出されたので
私は本を閉じて傍に置いてから両手を広げて差し出した
ちょこんと掌に乗った小さなバッジが光っている
「何で…」
鳴海「スペシャル昇格おめでとう」
目に入った掌に乗せられたバッジは、丸いフレームの中に1つの星が刻まれている
アリス学園での星階級のトップに位置するスペシャルのバッジだ
鳴海「嬉しくないの?もっと喜びなよ」
「私の実力じゃないもん。しかもつい最近トリプルになったばかりなのに…」
鳴海「それでもアリスに対する知識と実力が評価されたからっていうのは忘れちゃダメだよ」
渋る私を納得させにきている
「…きっと私が校長先生のお気に入りじゃなかったらこうじゃなかったのかも」
鳴海「…理由はどうあれ初等部での幹部生なんて凄いよ
そういえば幹部生って事で生徒会所属にもなるから頑張ってね」
「…すっかり忘れてた」
＊
続編になります
CSSは双花 陽葵/em7様から素晴らしいものをお借りしました
(http://uranai.nosv.org/u.php/novel/sonority_css/)執筆状態：続編あり(完結)
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作者名：Hakumu* | 作成日時：2021年8月5日 0時
