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陽向蓮として過ごして
もう一週間ぐらい経つ。

………暇だ

いや、組織の情報をパソコンで集めたりはしているが…暇だ
やる気が出ない……
まぁ、楽で良いんだけど〜…
このままニートになりたい……(笑)

『ふぅ〜……』

そろそろ動くか

部屋着から私服に着替える。
車に乗り込み、向かった場所はとあるバー。
ここは、組織の人間がよく来るらしい。
必ず居るとは限らないから、期待はしていないが……
むしろ居ないでくれ…!


ーカランカラン

「いらっしゃいませ」

店内は薄暗く、オシャレな雰囲気が漂っている。
店内を見回すと、カウンターに座る一人の女性に目が止まった。
スタイルが良くブロンドヘアーの外人の女性。

ベルモット…

運良過ぎだろ!(ある意味…)
カウンターの方に行き話しかける。

『お隣、良いですか?』

べ「えぇ、どうぞ」

ベルモットは此方を見ずに応えた。
隣に座り、さらに話しかける。

『クリス・ヴィンヤード……いや、ベルモット…ですよね』

そう言うと、やっと此方を向いた。
横腹に硬いものが押し付けられる。
上着が被せられて見えないが、拳銃…

べ「貴方…何者なのかしら?」

『陽向蓮です。単刀直入に言います…俺を組織に入れてくれませんか?』

べ「なぜ組織の事を?何処で知ったのかしら」

不敵に微笑むベルモット。
その眼はまるで、小動物を狙う獣のようだ。

……この眼、嫌いだ

感情を表に出さないように、微笑み返す。

『調べる事は得意なので』

ベルモットはしばらく俺を見つめると、上着のポケットから茶色の封筒を取り出し、俺に渡した。

『…これは?』

べ「組織に入りたいのなら、その人物から情報
  を盗ってきてちょうだい」

封筒の中を見ると資料が何枚か入っていた。
……なるほどね

『お安い御用ですよ』

不敵に笑ってみせると、ベルモットはフッと笑いキレイにたたまれた紙を俺の服のポケットに突っ込んだ。

べ「じゃあ、ヨロシクね」

6→←4(新一Side)



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猫月(プロフ) - 椿さん» 椿さん!ありがとうございます!(≧▽≦) 続編も面白いと言って頂けるように頑張ります! (2019年6月17日 21時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - だんだんと面白くなってきました(≧∇≦)/ (2019年6月17日 21時) (レス) id: 54938a211f (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - 椿さん» ありがとうございます!無理しない程度に頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 23時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - テストお疲れ様です(≧∇≦)/無理しないで下さいね (2019年5月23日 21時) (レス) id: ab7495b6bc (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - そう言って頂けてとても嬉しいです!( ;∀;) テストも終わったので、毎日更新出来るよう頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 20時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫月 | 作成日時:2019年5月7日 15時

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