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__コチラ側の人間だと思ったからよ__
「_くん、ひ…君!陽向君!!」
『っ!!あ、梓さん…なに?』
梓「なに?じゃないよ!さっきからボーっとし
て、何かあったの?」
『あぁ、いや、最近寝不足で頭がボーっとする
んだよね…』
ポアロでバイト中、キュラソーの言葉を考えていたら梓さんに心配された。
あの日以来、ずっとキュラソーの言葉が頭の中にある。
梓「もう、ちゃんと睡眠は取らなくちゃダメだ
よ!」
『は〜い』
________
_カランカラン
『いらっしゃいませ!お、コナン君!』
コ「こんにちは、陽向お兄さん!」
コナン君は笑顔で挨拶すると
カウンター席に座り、俺を手招きした。
『どうした?』
顔を寄せると、手を口元にやって小声で喋る。
コ「陽向お兄さんさ…
あの時、観覧車にいたよね……?」
『東都水族館がリニューアルオープンした時は
君達といただろ?』
あえてとぼける。
コ「違うよ!その次の日の夜の……!」
『…そうだけど、君もあの場にいたんだろ?』
その言葉に目を見開くコナン君。
コナン君の目が光る。
コ「…何者なの……?」
『さぁ…ね……』
コ「何を隠してるの……?」
俺はフッと微笑んで
『君に言われたくないさ……』
__工藤新一君?
口パクでそう呼ぶと
コナン君は驚愕で顔を歪ませた。
コ「ど、どうして……!」
『グレーンって知ってるかな?』
コ「…ウイスキーの……!?まさか……!」
…コナン君の中では
ウイスキー = 組織 なんだな〜(笑)
『まぁ、君達に危害を加える気はないよ』
コ「……でも、敵じゃ無いよね」
『…どうして?』
コ「敵だったら、あの時、あの場所にいないで
しょ?」
ホントに、流石だな…
『ははっ、お手上げだな!』
笑ってそう言うと、コナン君は苦笑いする。
『ヒヤヒヤしただろ?』
コ「はは〜、バ〜ロー…」
コナン君の前にアイスコーヒーを出す。
それを一口飲んで、
コ「…じゃあさ、僕に力を貸してくれない?」
そう言った。
『ん〜…手を貸したいのはやまやまなんだけど』
そう簡単にはいかないんだよ……
公安としても
組織としても
「月影A」としても
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猫月(プロフ) - 椿さん» 椿さん!ありがとうございます!(≧▽≦) 続編も面白いと言って頂けるように頑張ります! (2019年6月17日 21時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - だんだんと面白くなってきました(≧∇≦)/ (2019年6月17日 21時) (レス) id: 54938a211f (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - 椿さん» ありがとうございます!無理しない程度に頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 23時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - テストお疲れ様です(≧∇≦)/無理しないで下さいね (2019年5月23日 21時) (レス) id: ab7495b6bc (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - そう言って頂けてとても嬉しいです!( ;∀;) テストも終わったので、毎日更新出来るよう頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 20時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫月 | 作成日時:2019年5月7日 15時