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降谷と入れ違いで百瀬が来た。

俺の前まで来ると、申し訳無さそうに俯いて


百「あの……すみませんでした!!」


勢い良く頭を下げてくる。


『………』


黙って立ち上がると、百瀬の肩がビクッと跳ねる。


『……反省してるなら、別に怒ったりしない』


そう言うと、恐る恐る頭を上げる。

自販機の方に行き、小銭を入れる。


『……人を頼ることは、悪い事じゃ無い。
 だが、頼り過ぎると何かあった時困るのは
 自分だ……』


振り返り、百瀬に向きなおる。


『……百瀬、警察学校でトップの成績だったんだ
 ろ?』


その言葉に目を逸らす百瀬。


……やっぱり、出来ないフリだったか


そんな百瀬にカフェオレを差し出す。


『出来るならやれ、本当に分からないなら教え
 てやる……
 それに俺は仕事が出来るやつの方が好きだ』


休憩室から出て、フロアに向かおうとすると
腕を掴まれた。


えっ!?なに!?!?


後ろを見ると
百瀬が顔を上げて俺の目を真っ直ぐ見る。


百「っ私、諦めませんから!
  絶対に好きだって言わせてみせます!」


『?…あぁ?頑張れ…?』


百「失礼します!」


百瀬は先にフロアに戻って行った。


?何を諦めないんだ…???



________



『おはようございま〜す!
 あ、毛利さん!』


朝、ポアロのバイトで店のドアを開けると
毛利さんと蘭ちゃん、コナン君がいた。


毛「お〜陽向君!久し振りだな」


『お久し振りです!どうしたんですか?
 朝早くに…』


毛「朝飯を食いに来たんだよ」


なるほど〜と言いながらカウンターテーブルの上を見ると、ケーキが置いてあった。


『ケーキ?』


毛「あぁ、コレは_」


梓「またケーキが溶けてたの」


梓さんの言葉に直ぐ納得する。


ここ最近、偶に安室さん特製のケーキが
溶けている事がある。


『なんで溶けるんだろうなぁ…』


安「陽向君もケーキ食べてくれますか?」


え……?また?

家の冷蔵庫にまだ溶けたケーキ残ってるんだけど……(笑)


『は〜い…』


嫌じゃないよ!
甘いモノはむしろ大好きだよ!!
安室さんのケーキ美味いし!!

でも、胃が……!!!


コ「陽向さん、甘いモノ苦手なの?」


『好きだけどね……
 溶けたケーキを処理してるから……胃が………』


コ「あ〜……」


コナン君は想像してか、顔を引きつらせた。


早く解決してくれ……!!(泣)



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猫月(プロフ) - 椿さん» 椿さん!ありがとうございます!(≧▽≦) 続編も面白いと言って頂けるように頑張ります! (2019年6月17日 21時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - だんだんと面白くなってきました(≧∇≦)/ (2019年6月17日 21時) (レス) id: 54938a211f (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - 椿さん» ありがとうございます!無理しない程度に頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 23時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - テストお疲れ様です(≧∇≦)/無理しないで下さいね (2019年5月23日 21時) (レス) id: ab7495b6bc (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - そう言って頂けてとても嬉しいです!( ;∀;) テストも終わったので、毎日更新出来るよう頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 20時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫月 | 作成日時:2019年5月7日 15時

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