35 ページ36
.
『ありがとうございました〜!』
今日もポアロでバイト中。
お昼を過ぎるとお客さんも減り、店内は静かになる。
時計を見ると、そろそろ午後2時になる。
エプロンを外して梓さんに声をかける。
『梓さん、今日はこれで失礼します』
梓「あ、この後用事あるんだっけ?
お疲れ様!」
スタッフルームに入ろうとすると、入れ違えで安室さんが出てくる。
安「あれ?陽向君もう上がるんですか?」
『あぁ、用事があってな』
そう言うと、安室さんの目が光った。
あ……面倒くさいやつだ………
安「どこか行くんですか?」
『ちょっとな』
安「どこに行くんですか?気になります」
『別に遠出はしないぞ!?』
マジで面倒くさいやつやん!!!
笑顔だけど顔が「さっさと吐け」と言ってる……(笑)
『俺、もう行かなきゃなんで…失礼しま〜す』
スタッフルームにエプロンをしまい、そそくさとポアロを出た。
__________
途中の公園に寄り
念の為、盗聴器が付けられてないか確認する。
『………』
………あったわ(笑)
今日はコナン君に会ってないから降谷のだろう。
いつ付けたんだよっ!!!?
「ニャ〜」
すると、足元に見覚えのある猫がすり寄って来た。
『お〜大尉〜良い所に来たな〜散歩中か?』
しゃがんで撫でてやると、ゴロゴロと喉を鳴らす。
あ〜…カワイイな〜〜
ポケットからメモ帳を出して1枚ちぎり
盗聴器を包んで大尉の首輪に付ける。
『ポアロでご主人様が待ってるから、寄り道し
ないで行くんだぞ〜』
「ニャ〜」
立ち上がり、目的地に足を進める。
……俺が寄り道してたな!(笑)
.
702人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫月(プロフ) - 椿さん» 椿さん!ありがとうございます!(≧▽≦) 続編も面白いと言って頂けるように頑張ります! (2019年6月17日 21時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - だんだんと面白くなってきました(≧∇≦)/ (2019年6月17日 21時) (レス) id: 54938a211f (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - 椿さん» ありがとうございます!無理しない程度に頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 23時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - テストお疲れ様です(≧∇≦)/無理しないで下さいね (2019年5月23日 21時) (レス) id: ab7495b6bc (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - そう言って頂けてとても嬉しいです!( ;∀;) テストも終わったので、毎日更新出来るよう頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 20時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:猫月 | 作成日時:2019年5月7日 15時