真実の君は【男主】

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安室さんを付けていた男は
コナン君の推理でパン屋だという事が判明した。

そして、彼が安室さんの作るハムサンドのレシピが知りたくて尾行していたと言う事も。


流石は、日本警察の救世主と言われただけはあるな……


あと………
降谷って公安の仕事も、してるんだよな……？？



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


その日の夜……


警察庁に一人の女が忍び込んだ。


コンピュータールームで
女はキーボードを叩きながら画面を見つめていた。
画面には各国の潜入捜査官の情報が流れていく。



〈 MI6 スタウト 〉

〈 BND リースリング 〉

〈 CSIS アクアビット 〉



そして、



〈 FBI ライ 〉

〈 CIA キール 〉

〈 警察庁警備局警備企画課 バーボン 〉

〈 警視庁公安部 グレーン 〉



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


組織の人間が警察庁に潜入すると言う情報を手に入れ俺は外の警備を任された。


『………』


バイクに跨り警察庁を見つめる。


＿ガシャァァァン！！


窓ガラスが割れ、女が飛び降りた。
女は着地すると道路に飛び出し、車を奪って逃走した。


＿ヴォン！ギャギャッ


俺はバイクで女を追跡する。


耳に着けたインカムから降谷の声が聞こえた


降「状況は！？」


『民間人の車を奪って逃走中』


降「あれか！」


え？もう追い付いたの？？速くね？


白のRX−7が横を通り過ぎて女の車に突っ込んだ。


……車の本の持ち主、ご愁傷さま


スピードを緩め、後ろからカーチェイスを眺めているとマスタングが通り過ぎた。


『っ…！？』


一瞬見えたアイツは


赤井秀一


マスタングがRX−7と並ぶとRX−7がぶつかっていく。


降「下がれ！！赤井！！ヤツは公安のモノ
　 だ！！」


あ〜降谷キレてるな〜〜


すると前方から車が飛んできて
ギリギリそれを回避すると
マスタングがその場で止まった。

それを横目で通り過ぎ、女と降谷を追う。


降「遅いぞ！月影！！」


こんな時まで鬼かよ……(笑)


スピードを上げてRX−7の隣に行くと
前方でガガガッと言う嫌な音が聞こえた。


『！？』


更にスピードを上げる。
と、女はトラックで壁を突き破った。

そして、トラックを踏み台に下の道路に飛び移る。
俺も女の後を追いトラックを使って飛び降りる。


っ……あっぶねぇ〜！！死ぬかと思った！！！
心臓バクバクしてるぅ〜〜！！


そのまま女を追跡すると道の先で渋滞があり
女が逆走をはかり俺に向かって走って来た。

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