月下美人の君【蒙恬ルート.2】 (ページ16)

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千変万化.2 ページ16

その後、涙目の(実際は号泣してた)陸仙をコッテリ絞って聞き出した情報によると、どうやら恬は色っぽい女家庭教師が好きらしい…。(※間違った解釈)

女家庭教師と言って浮かんでくるのは、
大人な服と、胸の谷間…、太ももチラ見え。
眼鏡、膝を組む…等ばかり。

全体的にセクシーな部分が強調された印象だ。

今までシンプルな服しか着てこなかったAは、
鏡の前で試しに、胸を寄せて谷間を作ってみる。
…もし誰かが見ていれば、悩殺ショットだろう。

普段優しくて、よくイジワルしてくる彼も

意外と心の底では、セクシーで色気たっぷりな大人な女性が好みだったのかな…？と
内心ハラハラと葛藤する。

酔って気持ちよく寝ている蒙恬を起こしてまで、
聞けない…し、聞いたら自分の中の何かが崩壊しそうで更に聞けなかった。

寝床に戻ったAに、
つかさず無意識に抱きついてくる蒙恬。

見惚れくらいカッコいいその寝顔に、
Aも身体を寄せる。

A「…(恬を満足させるのも、
いい妻としての務め！)」

と頑張り屋さんのAが
勘違いした方向に、頑張って行くのだった。