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仲直りの方法.2 ページ5

段々と目が開いていくその横顔は、
どこかおとぎ話のお姫様のようで…美しい顔から目が離せない。

だが、現実はそんなにロマンティックな物ではなく、
目が開いたと思ったらいきなり飛び起きたのだった。

A「あっつーい!!」

ジロジロと身体を見ていたのが、ばれたのかと内心焦った王賁だったが…

そんな彼に目をくれず、身につけていた鎧や太もものナイフを床に放り投げていく。


王賁 「なっ…ななっ…!!///」


気づけばあっという間に、肌の露出が激しい薄着になったかと思うと、
また寝台にドガっとその身を沈めて寝ようとした。


A「あれ………?
王賁くんがみえる………」

まだ寝ぼけてるのか、ぱちぱちと瞬きを繰り返す。

真っ赤になった顔を、
手で押さえながら固まる王賁。



A「そんなわけないか……zzz」


王賁 「おいッ!(怒)」


再び夢の中に落ちようとする彼女を揺さぶる。


A「キャッ!…あれ…。ここどこ?

ホンモノ??」


王賁 「…(怒)。さっきから失礼だぞ」


A「あー!
その怒った顔はホンモノだー!」

そう言ってケラケラと笑う彼女。
自分が振り回されている事に腹が立ってくる。




王賁 「A

…他の男の前でもこんな格好しているか」





何か言い訳しようとする口を無理やり塞ぐと、
酒の味がたちまち広がる。



それでも、
Aの柔らかくて極上の唇の感触を堪能する。


下に押さえつけ、体重をかけてやれば
いつもより弱々しい反抗しかしない。
…これで本当に千人将なのかと疑ってしまう程だ。



本当はただ、Aとキスしたかっただけだと、
言い訳を言っているのは、自分自身だと…

それでも止められない想いを、唇にぶつけた。

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09kokoa(プロフ) - kwkさん» kwkさん!ありがとうございます!嬉しいです。頑張って更新していきますね! (2020年10月15日 20時) (レス) id: d89cc95811 (このIDを非表示/違反報告)
kwk(プロフ) - 楽しくなって夢中になって読んでます。大変やと思いますが…更新楽しみにしています!!頑張って下さい!! (2020年10月15日 9時) (レス) id: d400d18c11 (このIDを非表示/違反報告)
09kokoa(プロフ) - さあやさん» さあやさん、コメントありがとうございます!さあやさんの作品も大好きです〜! (2020年10月14日 11時) (レス) id: f05c1b9b36 (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - 王賁ルート待ってましたっ!更新楽しみにしてます〜!! (2020年10月13日 15時) (レス) id: 523a6006f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:09kokoa | 作成日時:2020年9月13日 23時

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