9話 ページ11
修side
迅「おっ、みんな揃ったみたいだな」
みんなが席に着いたタイミングで迅さんが部屋に入ってきた
小「早く席に着きなさい！ご飯が冷めちゃうでしょ！」
ハイハイと返事しながら席に着いた
宇「Aさんの帰還と３人の玉狛入隊を祝って？
乾杯！！」
「「「乾杯！！」」」
それぞれが団欒しながら食事する
貴「相変わらず、レイジさんの料理は美味しいですね！」
ハンバーグをまじまじ見ながらAさんは言う
しばらくたってから、ふとAさんは口を開いた
貴「そう言えば、噂の近界民は、遊真君？」
「「「！？……」」」
さっきまで、ガヤガヤしていた空間が一瞬でぴったっと静かになった
空「……何でそう思ったんだ？」
貴「半分は勘かな？
客観的に見て、この３人で一番先頭向きに見えたのが君だったのと
空閑って名字は聞いたことがあるからかな」
ぼくたちの雰囲気を楽しそうに見ている
合っていたかな？と、笑顔で付け足す
空「当たり、おれが近界民だよ」
貴「おっ、当たったね
ああ、勘違いしないでね。いくら本部所属だからって君をとらえようだなんて考えてないよ
私は、君たち３人と仲良くしたいだけだからね」
真っ直ぐに空閑のことを見ている
何となくだけど、ぼくは、Aさんは嘘を言っていないと思った
ぼくたちが密かに気になっていた疑問を正面から打ち破ってきた感じだ
ぼくたちが何時までも疑心暗鬼にならないようにと、Aさんなりの優しさだったのかもしれない
空「嘘はついていないね」
修「Aさんは玉狛所属じゃないのに何で味方してくれるんですか？」
貴「基本的に私は、派閥争いは興味がないからね
城戸さんにも忍田さんにも勿論玉狛にもそれぞれの最善の考えがあって
どれも、道理が通っている訳だから、それを簡単に否定できない
それに、どの派も誰かを守りたいって気持ちには代わりないって思ってるから
私は、サポーターって形を取っているんだよ」
貴「私は、ただその時その時の納得できる考えに従っているだけだよ
他人の嫌な考えに従って後悔するなんて嫌だからねー」
言い終えると同時にハンバーグの最後の一口を食べた
小南先輩達がAさんのことを強いと言っていた意味が少し分かった気がした
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フカ - …オペレター…オペレーター… (2021年6月2日 0時) (
レス) id: def46f020a (このIDを非表示/違反報告)
叶(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます！ (2019年6月25日 6時) (レス) id: 3a58799876 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月25日 3時) (レス) id: 06305d8099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：叶 | 作成日時：2019年6月25日 0時
