13話 ページ13
夕飯の一件から少し疲れた私は
お風呂や歯磨きも済ませ
あとは寝るだけの体制になり
ベットの上でゴロゴロしていた。
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『……ん、』
いつの間にか眠っていたらしい
時計を見ると夜中の2時
気味が悪くてもう一度寝ようと思ったが
なんだか喉が渇いた
『大丈夫、おばけなんていない』
大人なんだから怖がるわけにはいかない
他の人を起こすわけにもいかないから
電気もつけず
恐る恐る階段を降りていって
リビングのドアを開けて
中に入った
……ん？入れない
目の前に大きな壁があるらしく
その壁に顔からダイブしてしまった。
幽霊だと思うと顔を上げられず
壁に顔をくっつけた状態でぺたぺた触ると
固くて、少しゴツゴツしてて、温かくて、いい匂い
『温かくて、いい匂い？』
HS「その声、ヌナ？」
壁からホソク君の声がした
あ、これホソク君か！
『あー、良かった。おばけかと思った』
そう言って電気をつけてお互いの顔を見ると
ホソク君も安心したのか笑顔になった
『こんな夜中にどうしたの？』
HS「眠れなくて、水飲んで今帰ろうと思ったところ！」
『同じだね、私も眠れなくて』
そう言って水を飲んだあと
私が飲み終わるのを待ってたホソク君が真剣な顔で言った
HS「ヌナ、お願いがあるんだけど一緒に部屋まで行こう」
『いいけど、怖いの？』
HS「寝る前にジョングガにホラー映画見せられたんだよ！」
そう言って電気がついていない暗い廊下を指して
HS「ああいう所から女の幽霊が…」
『ちょっと、やめてよ！怖いじゃない』
早く部屋に戻るよ！と言って2人で廊下に出たのはいいものの
ホソク君のせいで幽霊の想像をしてしまう
怖いなと思っていると
ホソク君が急に手を握ってきて
HS「これなら、あんまり怖くなくなるでしょ？」
と言ってくれた。
怖すぎて
「ヌナ、強く握りすぎ」
と笑われたが、それだけ必死なのだ
結局部屋の前まで送ってくれたホソク君
HS「怖がらせてごめんね？1人で寝れる？」
頷くと私の頭を撫でて自分も部屋に戻って行った
あー、怖かった！ホソク君がいてくれて良かったなぁ。
そう思って今度こそちゃんと寝ようとベットに横になった時にふと思った
ホソク君、あんなに怖がってたのに全然平気そうだった。
ていうか、怖いのになんでリビング真っ暗にしてたんだろう？
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名前 - 青山って元担任と名前一緒だから笑ったww (2019年12月5日 22時) (
レス) id: 4828d3fec9 (このIDを非表示/違反報告)
バンタン(プロフ) - 廊下からホビホビ聞けるとか人生最高。破壊神と住めるとか最高。塩に爺と一緒とか幸せ過ぎて死ぬ。 (2018年9月27日 22時) (レス) id: c2f943b7be (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - 糸お菓子さん» テンションが上がりすぎて久しぶりに破壊神になってしまったらしいです笑 (2018年8月16日 22時) (レス) id: faa4c428c6 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - まうまうボンさん» ありがとうございます！基本的には主人公視点ですが、たまに姉視点や妹視点が入っています！何も書いていない所があるので分かりにくいですよね...。少し手直しさせていただきますね！おしえていただきありがとうございました！ (2018年8月16日 22時) (レス) id: faa4c428c6 (このIDを非表示/違反報告)
糸お菓子(プロフ) - 皿を三枚も割ってしまったwww (2018年8月16日 21時) (レス) id: 5b1588c375 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2018年7月28日 22時
