THE RAMPAGEと恋します

お出かけ ページ38

A Side


お出かけを続けることになった。


みんなの過去を聞いて


気まづくならなければいいけど...。



慎「俺、ほしい服あるんだ。そこ行こ。」




A「うん。」





完全に朝からのテンションと



今のテンションは違う。




ん？



あれ、誰かに似ている。




黒いキャップをかぶり、


黒マスクをし



サングラスがキャップのところにある。




それを気にせずスタスタ歩くまこっちゃん。



A「まこっちゃん。」




慎「ん？」





A「あれって……。」





慎「え？あぁ...。」




まこっちゃんも気づいたのか



足を止めてそちらをみた。




彼はなにか寂しそうな目で



私とまこっちゃんをみていた。




壱馬 Side



昨日、慎に


「Aに過去の話をします。」



と言った。



俺は


「いやや。」



と言った。




当たり前だ。



あんな過去、話したくもない。





でも、しぶしぶOKしたのは


楽になりたいから。


と共にAに知ってほしいって


どこかで思ってたのかもしれない。




気分転換で外に出ると


慎とAが隣同士で歩いていた。


過去の話をしたんだ。

とすぐ分かった。



胸が苦しいと同じに



彼らと目があった。

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